先日横浜で行われた765ASのMRライブの新しさに興奮冷めやらぬ中、何やらシンデレラでもVRを用いたライブが行われるということで、(公開ゲネプロはバッチリ外れたので)公開初日に馳せ参じてきたので(あとメールにはてなブログ運営から「最近全然書いてないのでそろそろ新しい日記を書きませんか?と煽りが来たので)、感じたことや単純に何があったのかを連々と書いていきたいと思う。
例によってネタバレには一切配慮を行っていないので注意されたし。
シンデレラでVRといえばビューイングレボリューションがあるが、僕はPSVRを所持していないためビューイングレボリューションもプレイしたことがなく、シンデレラのVRは初体験という形になる。
スティーブン・スピルバーグ監督のレディ・プレイヤー1がとてもたのしい映画だったので、VRゴーグルを装着するだけでもちょっとテンションが上がってくるというものだ。
と、思い込んでいたのだが、実際はゴーグルを装着せず肉眼で見るタイプのVRだった。
まず肉眼で見るタイプのVRというのが存在することも初めて知ったというか、なんならあのゴーグルを用いて見る映像をVRというのだと思っていたので驚いた。
当日は金曜日。花は盛るウィークエンドだったわけだが当然当日は仕事であり、現場である新宿までは電車で向かえば一時間の位置で働いているため、会場入りはかなりのギリギリになってしまい(恐らく僕が最後の入場者だったのではないかと思う)、フルフラットのオールスタンディングの最後尾に僕のごとき短足おじさんとくれば満足に全身が見れるはずもないのが少し残念でした。自業自得なのでしょうがない。
セットリストから先に言ってしまうと、
1:できたてEvo!Revo!Generation!
2:Star!!
3(選択式):ミツボシ☆☆★
4:Stage bye Stage(新曲)
5(アンコール):お願い!シンデレラ
といった塩梅。
曲の尺は基本的にデレステサイズ。新曲のStage bye Stageだけはフル尺での披露だった。
曲の合間合間にはMCやミニコーナーが入る。
都度アイドルから「アイドルになっていなかったらなにをしていたか」「自分を動物に例えたら」などの3~5通りほどの選択肢が提示され、入り口で配られるペンライトの掲げられた色の数によって選ばれた質問に答えるといった方式で、僕の行った回では
それぞれ卯月は「最近あった嬉しいこと」という質問に「今このとき」と答え(未央から「そんなのアリ?」というツッコミあり)
凜は「アイドルになっていなかったら何をしていたか」に「やはり花屋をやっていたと思うが、今ではそんな想像もできない」
未央は「自分を動物に例えれば」に「(かっこいい動物がいいので)ウルフ」と答えていた。
その後スマホやカメラを取り出して幾通りものポーズを取るアイドルを撮影することが許される撮影コーナーを催された。
後ろのほうのプロデューサーが撮るときは前の方の方々に屈んで頂ける優しい世界だったが、僕の携帯のカメラとクソ撮影センスではこんなんだったので
おとなしく「ファインダー越しなんて、もったいなくってさ……!」って俺たちのフィールドの時任あきらサンのものまねをしながら彼氏面してました。よく見えてウルトラ可愛かったです。
SNSへのアップも可だそうなので、僕以外のいろんな方が素晴らしい写真をアップされていることかと思われます。詳しくはそちらを参照されたし。
その後、同じ方式で次の曲を決めてもらいたい、という旨が伝えられ、それぞれ「S(mile)ING!」「Never say never」「ミツボシ☆☆★」から選ぶことになった。
なぜか三人で歌うものと思い込んでいたので、「ここはミツボシでしょう」と思って手を挙げ、同じ気持ちの人が多かったのかどうかはわからないが、ミツボシに決まった。
思ったのとは違って歌唱自体は未央一人であったが、横でミツボシのダンスを踊る卯月と凜が新鮮にして可憐だったのでまあいいかなって思いました。(語彙弱)
あと、ライブバージョンのミツボシは大体「隣に並ぶみんなの笑顔に感謝 ありがとう」の「ありがとう」で声を張るのでそこでウオーーーッ!ってなってしまいその後の鳴り響く歓声の”やっと出会えた感”が薄まってしまうのが残念と主張し続ける厄介なオタクなのだけど今回はちゃんと音程にそってのありがとうだったので鳴り響く歓声にフルパワーをだせて気持ちよかったなって思いました。
あえて句読点を省き行替えをしないことで早口の一息で喋ってる感を演出しました。気持ち悪さが伝わりましたでしょうか。
新曲のStage bye Stageは一見お別れの曲なのだけど、よく聴いてみると「これまで」と「これから」の歌であることがわかる噛み締めがいのある曲で、流行りの言葉でいうならエモいというやつでした。みんな歌詞見てくれ。
お別れの挨拶のあとにしばらくしてアンコールが始まり、やっぱりこれだねのお願いシンデレラ。
最後にいつものアレもちゃんとやって、ステージは終了しました。
総括としては、正直に言うと先んじて行われた765さんのMRが裏で中の人が声を当てており、リアルタイムでの会話や生歌の披露ができることや、ダンサーさんがアイドルと同時に踊ることによってより実在感を出していたことも含めて、ことライブイベントとして見た場合の完成度は劣ると言わざるを得ませんが、アイドルたちが新しい技術を使って歌って踊って喋るのをカワイイカワイイするにはいい催しだったと思います。しっかりと未来に繋がるものを感じた。比べるものじゃあないぜ。
これからも続いていくことを願って、時間と懐に余裕のあるプロデューサーさんには軽率に観にいっていただきたいところです。
おわり。