THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY

 シャニマス1stである。

 

 去る3月の9日10日、2days3公演にて行われた、シャニマスことアイドルマスターシャイニーカラーズの1stライブ、その千秋楽である10日夜公演のLVに参加してきたので、雑に感想を書いていきたいと思う。

 

 例によってネタバレの類に関しては配慮をしていないので留意されたし。

 

 シャニマスさんに関しては、正直なところを申し上げるとゲームのプレイもそこそこであり、中の人のことも、なんならキャラクターのこともそう詳しくは存じ上げない完全なにわか状態であり、なんだか申し訳ない気分での参加だったのだが、なぁに楽しむ気持ちだけは一人前持ってきたぜというテンションで、LV会場である新宿はEJアニメシアターに乗り込んでいったのだった。

 

 同行した友人に「今日はね、担当を決めにここに来たんですよ」などと半可通丸出しに嘯きながら開演を待っていると、程なくしてスクリーンに映るは現場である舞浜アンフィシアターの映像。

 ハコの小ささに正比例したステージと客席の近さは映像で見ても一目瞭然であり、一切の誇張なく”選ばれし者”である現地プロデューサーたちの熱がこちらまで伝わってくるようだった。

 ライブの開幕を知らせるように会場に流れるBGMが小さくなっていくと、スクリーンに一つの影が。

 物語の舞台である283プロダクションの社長である天井努氏である。

 抜群にいい声で挨拶を済ませると、事務員である七草はづきさんが前説を行い、ライブが始まった。

 曲やアイドルにそこまで詳しくないので、ここからはユニットごとの雑感を述べていくものとする。

 

 イルミネーションスターズ。

 いわゆる主役ユニットのユニットカラーが淡い黄色であることを少々不思議に感じていたが、なるほど、光の色なのだとしっくり来るものがあった。

 まあユニット名と照らしてみればすぐわかることなのであるが、キラキラと実感を伴って理解できた。

 最後の挨拶でほとんどのメンバーが感極まる中、イルミネーションスターズの3人は比較的感情を制御できていて感心した。

 センターの子めっちょ若いのにほんとすごいな……。

 

 アンティーカはかっこいい。(語彙力の消失)

 CDで曲を聴いた時点でもうかっこよかったのだが、視覚情報がくわわることによるこのスタイリッシュさときたらどうだ。

 全体的に言えることであるが、1stライブであるので多少歌やダンスにぎこちない一瞬が見られるものの、導くもののそう多くない、全員が初めてであるという状況でこの熱狂はすごい。三峰ちゃんの人の声がなんとなく強く印象に残った。

 現地では必ずやウルトラオレンジが猛烈な勢いで回転していることだろうと思っていたが、映像で確認できる限りでは見当たらなかったし、現地の感想を聞いても存在しなかったようだ。すごい。えらい。

 

 放課後クライマックスガールズの輝きは、文字に起こしてしまえば陳腐になるが、まさしく青春の輝きである。

 底抜けに明るい曲調に、オレンジ色に染まる視界。圧倒的な”陽”が支配するステージに、なお胸が締め付けられる切なさがあるのは、きっと僕にとってその光は、二度と戻らない「あの頃」への郷愁であるからだ。

 そして何より、太陽キッスの落ちサビにアップで抜かれた河野ひよりさんの見せた表情を、きみは、見ただろうか?

 放課後クライマックスガールズの燃える口づけを受けて、人ではいられなくなったのだ。

 

 アルストロメリアは、花だった。

 そりゃ当たり前だよという話であるが、アルストロメリアという花の名前を冠したユニットに僕が感じたイメージもまた、「花のような」という印象だったということなんですよ!(台パン)

 もう散々言われていることなんであるが、甜花ちゃんが一人で歌ってるときに後ろで千雪さんがハラハラと見守っているのが微笑ましかった。LV会場でもちょっと笑いが起きてた。

 とにかく曲が好きで、でぇへへ~!ってなりながら聴いてました。とろけてしまう。

 

 まだ曲数が少ないがゆえの、笑いあり涙あり朗読劇のコーナーなども充実していたが、これは間違いなくゲームのネタだろうなという話題も数多くあり、すべてが理解できず惜しい思いをしたので、落ち着いたらゲームは始めてみようとおもう。

 ちゃんとゲームを遊んでいる人にご褒美があるのは好ましい。

 

 最後には新曲や新ユニット、次のイベントなども発表され、まさに出し惜しみなし、今できること全てを盛り込んだ大満足のイベントでした。

 再び出てきた実にいい声の社長に褒められ、ほくほく顔で外に出たのでした。

 後日ゲームをプレイし、ライブをみた社長が泣いていたというのも、ゲームのネタだったのだとわかるようになりました。一歩成長。

 

 おわり。