THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023 D1

 合同ライブである。

 

 ライブに参加した同僚の皆様、演者の皆様やスタッフの皆様方、お疲れ様でございました。

 THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023のD1に現地参加してきたので、雑に感想を書いていきたい。

 

 ドームですよドーム!!(絶対に言うまいと思っていたが、現地で言わされてしまったのでもう言う)

 いろんな意味で夢のライブがついに行われるというので、なにを措いてもいかねばなるまいということで、聖地東京ドームへ向かったのであった。

 始める前はなんやかや思うところはないでもなかったが、どうせ始まったら最高でしかないだろうと思っていたし、実際始まったら最高でしかなかったので、この日を忘れないように自分用に記す。

 あまりに眠いので(眠くなくてもいつも同じ方式だが)、特に記憶に残る数曲を箇条書きにする。

 

 ・THE IDOLM@STER

 「初手より奥義で仕る」と言わんばかりの開幕歌マスでライブは幕を開けた。

 鷹村守が、目を瞑っていても鴨川会長が構えるミットの位置にある人体急所に正確に拳を叩きこむことができるのと同じで、我々は何年コールをしていなかったとしても歌マスのコールを完璧に入れることができる。正確に言うと、できるということを思い出した。

 いきなりか!?と始まった瞬間には思ったが、一音目を発声する頃には、3年ぶりのコールの解禁を、この曲以外でやるわけにはいかないという気持ちになった。

 

・ビーチブレイバー

 ビーチブレイバー!!!?!??!?!?!?

 絶対放クラと一緒に我那覇響に歌って欲しかったし我那覇響が歌っていた。幻想(ユメ)じゃねえよな……!?

 

・はるかぜバトン→Shiny smile→夏時間グラフィティ

 ビーチブレイバーからのドレミファクトリーからのもふもふえんであれば、もっと元気な歌が来るかと思っていたが、クリアスカイが加わることによってグッと意味が深まり、そこからマグナムのような青春の三連発つるべ打ち。非常にさわやかな気分になった。

 

・Reason!!

 765オールスターズが歌うReason!!、よくないはずがない。

 落ちサビの歌詞に(当時存在しなかったシャイニーカラーズを除いた)すべてのブランドの要素を詰め込んでいるのは有名な話だが、このすべてのブランドがそろった舞台で、その後に歌われる「誓いは重なって、輝きの向こう側へ」という歌詞のなんと素晴らしいことだろう。

 

・百花は月下に散りぬるを

 乱入してきたヤクザの歌が上手すぎてざわめきが起きてたし僕もちょっと笑ってしまった。

 

エージェント夜を往くGO MY WAY!!

 僕らのようなニコニコ動画黎明期を生きてきたおじさんに、あなたのアイマスはどこから?と聞いたなら、「ここから」と答えるしかないリュウとケンのような二曲。(キラメキラリが春麗

 とはいえ演者がただ事でなく、前者が315プロ全員、後者があまあまコンビである。

 あまあまコンビが!?「一番大好きな」!?「私になりたい」!?

 「One&Only」!?「でもNot Lonely」!?

 「すべての輝き」!?しつこいのでやめます。

 来るだろうとは思っていましたが、こんなかわいい歌で共演すると思ってなかったので取り乱しました。もよやもよやだ。

 非常に良かったです。

 

・ラ♥ブ♥リ

 これは会議で曲目と演者が決まった時、スタンディングオベーションが起こっていたんじゃあなかろうか。誰が考えたか知らんが間違いなく天才の仕事。

 釘宮理恵さん、ご出演本当にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

 

・スパイスパラダイス

 帰ってCDを聴いても、冬馬くんの声が聞こえてこないのがどう考えてもおかしい。

 冬馬に会いたい!(EoJのファン)

 

・BRAND NEW FIELD

 IF961フェス、いつかやってほしいですね。

 

・流れ星キセキ

 765AS、ミリオンスターズ、sideMのセンター、所謂「赤」の三人が、シンデレラガールズの信号機のユニット曲を歌うというエモーショナルな時間。

 原曲キーで歌う仲村さんはちょっとすごすぎるし、「最高のstar目指そう」という、まるで天道さんのために誂えたかのような歌詞の箇所を最高に天道さんらしく歌っていたところが天才でした。

 最後の決めポーズも揃えるではなく、各人己とその所属を顕したポーズ。最高。

 

・ハイファイ☆デイズ

 ブランド毎に別ブランド曲を全員で歌うコーナーにシャイニーカラーズが選んだのは、シンデレラガールズ屈指のコール曲、ハイファイデイズ。

 現地でのコールが初体験だというノクチルの皆さんに、一生忘れられない思い出を作りたいという気持ちでコールをしていたが、いつの間にかそういうのは忘れてただただ楽しいの気持ちになっていた。

 久々に楽しさで涙が出るという体験をした。

 

・Needle Lignt

  2012年6月22日のことである。

 モバイル版シンデレラガールズ内に連載されていた、シンデレラガールズ劇場15話、「あの人のために」にて、6月23日生まれのある人の誕生日を祝うために、上条春菜をはじめとした、事務所内の眼鏡をかけたアイドル達が準備をしている漫画が掲載された。

 10年の時空を飛び越えて、当時、歌はもちろん、声すらなかった上条春菜が、無二の相棒とともに、東京ドームで、権利の問題なのか、本人の出演はもちろん、名前を呼ぶことも許されなかった「あの人」と並び立ち、歌う。

 老害の感傷と笑わば笑え。この光景を見るために、この日僕は東京ドームにやってきたのだ。

 もしか二番に入っても秋月律子さんが舞台に出てこなかったら、僕はきっと死んでいたと思う。律子さんが、律子さん以外の誰かと一緒に出てきたとしても、一瞬苦い顔をしたと思う。

 秋月律子さんも、上条春菜さんも、荒木比奈さんも担当ではないのにどうしてそこまで、と自分でも思うのだけど、この一曲は本当に大切な思い出になった。ありがとうございました。

 まあ正確にいうとジョーカーオールマイティで一足早く共演しているのだが、それはそれじゃんか……

 

・Tulip

 聞き覚えはあるがそれより少し低いキーの前奏が聴こえた瞬間にすべてを察したらしい後ろの方の席から、小さく「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿」と悲鳴が聞こえて、「確かに」ってなった。

 「なんてね」じゃあないんだよ。デコルテを開けるな伊集院。けが人が出るから。

 

 とにかく最高のライブであったが、驚いたことに本日DAY2もある。

 書き始めなきゃよかったと思うくらい眠いのでもう寝る。