デレ7thである。
まあ今更もいいとこなのであるが、名古屋公演にLVで参加してきて、勢いのまま感想を書き、そのまま続きを書くのを忘れていたので、もう書いたとこまでをアップしてしまうとする。
例によってネタバレとかもうまったく気にしていません。
・ミラーボール・ラブ
一曲目は、「たまには名曲以外にも作ったらいいのに」と思うくらいに名曲しか生まないイノタクこと井上拓さん作詞作曲の、本公演のテーマソングであるところのミラーボール・ラブで幕を開けた。
タイトル通りにセンターステージ上空に鎮座する巨大なミラーボールがスポットの光を乱反射させ、新衣装を纏ったキャストを載せせり上がってきたステージもそれぞれ回転し、音も視覚も眩しいほどにきらびやかな舞台に、説明はなくとも「本日のライブはこんな感じでいくぞ」というのが伝わるパンチの効いた開幕だった。
・Tulip
まだ二曲目だが?
Iippsにセクシーギルティが乗り込んで、さながらセクシー大戦争の様相を呈しており、最後の「なんてね」のパートがのっぐ雫ちゃんの割当になっていたのを聴いたときには、「よーし!」というなにがよしなのかよくわからない気持ちになった。
・空想探査計画
あんまりライブビューイングで声を出す方ではないのだけれど、木村夏樹に「歌ってくれ」と言われて、歌わないわけにもいかない。
いつだか「木村夏樹は声を聞くだけで絶対子供に優しいという確信が持てる」というツイートをどこかで見かけたとき、「僕も生まれる前からそう思ってた」という感情が湧いてきたものだが、この空想探査計画のオリジナルメンバーに選ばれた事実を見るにつけ、おそらくは全人類共通の認識なのだろうという確信を得た。
日野茜ちゃんの「輝くよきぃッと!」のパートが狂おしいくらいに好きなのでいつかオリジナルメンバーでも聴きたいですね。
・Nothing but You
この曲といえばCDのジャケットでもやっているかっこいいポーズが強く印象に残っており、MVでも多用された逆光を使っての決めポーズ締めにシビレたのでした。
逆光は勝利。
・モーレツ★世直しギルティ
ステージが明るくなったと思ったら誰もおらず、「どこを見てるの?こっちこっち!」と客席側でポーズをとっている登場の仕方の”セクギル感”が、今思い出しても笑顔になるくらい最高に良かった。現場にいたらもっとよかったのだろうなぁ。僕も「どッ、どこだ!?」ってやつやりたかった。翻弄されたかった。
そのままカメラを侍らせ、歌いながらわちゃわちゃとステージに向かう様をアップで映していく演出も最高でジャケットを脱いだのものっぐだけジャケット真上に投げてしまってそのまま落ちてきてもう一回ステージ外に投げ直したのも最高で最高でした。
・バベル
10人は越えようかというダンサーさんのパフォーマンスと、響く塔を登る靴音を前奏にして現れたのはDemention-3。
カウントダウンを聴きながら、「ああ、恐らくはここからもう最終ブロックなのだ」という気持ちになった。
そのパフォーマンスの凄まじさ、体重の預けさ、顔の近さに関しては、もはやもっと詳細に情感たっぷりになんなら絵付きで語られている方が多数おるので割愛するとするが、いやあすごいものをみたなぁという感じでした。
個人的には「わたしが開けてあげる」のあとの「ェーイ」みたいな声がなんか好きなのだけれど、まあ現場であのセリフのあとにあのテンションで「ェーイ」っていけたらロボットだよな。当然フゥーッ!ってなるよ。
・Secret Day Break
幕張のセクシーギャルズに続くサプライズユニット、デア・アウローラ。
曲名が出る場面で普段はキャスト名だけが表示されるところにユニット名も表示される演出が小粋だ。
サビでは二人共が主線で別々の歌詞を歌いつつ、要所で歌詞が重なってはまた分かれるという、僕のパッパラパーな音楽知識では「シンフォギアのきりしらのような」としか説明できない構成が格好良くかつ気持ちがよかった。
曲の終わりに飯田氏の背後の照明の色彩が、ユニット名の示すが如くオーロラめいていたのは意図したものだったのだろうか。
それとも僕がまぼろしをみたのか。
・Needle Light
Cメロの最後「君の笑顔が あるから」の長く伸びる声を聴きながら、7年前に初めて開催された現世に顕現せし煉獄、第一回プロダクションマッチフェスティバルの完走報酬が上条さんで、当時にしんげきも始まったんだった、とか
その約半年後にガチャSRの上条さんを追うように第四回フェスの完走報酬で登場したサイバーグラスの荒木先生を見て、「衣装が合わせで特訓後もメガネ掛けとる!」って驚いたこととか、そういった思い出が矢継ぎ早にフラッシュバックし、その2人が曲を貰ってナゴヤドームの大舞台で歌っていることに少し泣けてきたのだった。
しかしこうしておっさんが「ついにここまで来たのだ」などとすっかり感慨深くなっている間に、彼女たちは行くのだろう。
”グラスを通し、その先へ”。
(滲み出る「上手いこと言った」感に自分で腹が立っている)
・Neo Beautiful Pain
音程を無視して叫ぶやつが好きすぎておかしくなっちゃうよ
立ち位置のスペースの都合上まつえりパンチがまつえりキックになっていたらしいがそのシーンはカメラが鬼のように引いていたので何をしていたのかよくわからなかった。
円盤を今日か明日発売してほしいしなんなら昨日から発売していてほしい。
・2nd SIDE
やるのォ!?
虹色橋はまたいつか現地で架けてみたいものです。
・夢をのぞいたら
飛び跳ねながら花道を歩いていくナターリアも、優しい声色のこずえちゃんも、僕の貧相な「こんな感じだったらいいなぁ」という想像など軽々と超えていく本物ぶりで、担当ならずとも涙の滲むパフォーマンスだった。
特にナターリアに関しては、ずっと昔から好きな友人がおり、披露後のMCで号泣するのじょに重なって胸が熱くなった。8年間。口にしたなら一言だけれど……。
誰かの夢が叶う瞬間とは、なんと素晴らしいことだろう。
歌詞が何度聞いても「自分らしく レーシック 夢をのぞいたら ちょっぴり見えちゃったの」としか聞こえず、そりゃレーシックしたら見えやすくはなるだろうが、レーシックなわけがないので早いところ正しい歌詞を知りたいところ。
おわり!