THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023 D2

 合同ライブ2日目である。

 

 ライブに参加した同僚の皆様、演者の皆様やスタッフの皆様方、お疲れ様でございました。

 昨日に引き続き、THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023のD2に現地参加してきたので、雑に感想を書いていきたい。

 今日も仕事なのに何やってるんでしょうね。今パッと思い出せるところだけ箇条書きです。

 

・Growing Smiles!

 私事ではあるが、最近FitBoxingをプレイするときはコラボパックに入っていたこの曲をバックにプレイしているので、頭の中で早見沙織さんが「構えて!」と叫び出し、アドレナリンが異常分泌される。逆に歌ありで聴くのは久しぶりで楽しかった。 

 

・O-Ku-Ri-Mo-No-Sunday!

 出演者一覧を確認したPの中に、「こんなメンバーで歌ったりして」と一度も考えなかった者がいるだろうか?

 あまりにも早い段階で実現してしまってびっくりしたが、予想を超える良さだった。

 蒼井兄弟、ずっと待っています。

 

・太陽キッス

 いないはずの担当の歌が!?

 ありがとうアイドルマスターシンデレラガールズ

 コールがある太陽キッス、本当に最高なんだ……。

 

・キラメキラリ

 3年以上前に買って袋に入れたまま折っていなかったUOをついに折ってしまった。

 ちゃんと光ってよかった。

 

・ココロ☆エクササイズ

 いないはずの担当の歌が!?

 ありがとうFRAMEと愉快な仲間たち。

 現地でエクササイズするの驚くほど久しぶりで楽しさに震えた。

 

・バーニン・クールで輝いて

 いないはずの!?(略)

 ありがとうアイドルマスターミリオンライブ。

 頭の片隅で、「あとメルヘンデビューが歌われたら、今日いない担当の歌全部出揃うな……」と思いながらオイオイしました。

 ぶちあがりすぎて間奏に何を言ってるのか全然聞こえなかった。早くアーカイブをください。

 

・dans l'obscurite→純白トロイメライ→バベル→Fly and Fly

 つよつよ楽曲を、次に歌うユニットが次々にバトンリレーしていくゾーン。

 予測不能が旨のライブだったが、ここだけは次の楽曲がある程度(アンティーカとシーズが何を歌うか以外)予測可能だった。

 楽曲がつよつよなので、予測されても関係ないのである。

 次の凶器はこれ。これで殴ります。アンティーカとシーズも、4、5本並べてこのうちのどれかで殴ります。トゲトゲのやつばっかり。

 

・Yes!Party time!!

 Yes!Party time!!はオリメンに安部菜々さんがいるので……安部菜々さんの歌と言っていいな!

 ありがとう765プロオールスターズ。

 

・Bet your intuition

 昨日は素敵な曲(Tulip)をありがとうな!こいつはお返しだぜ!と315プロが誇る必殺の弾丸がシンデレラとミリオンのPを襲う。

 「お前のターンだよ」と言ってくれたのに、社長だからなのか、ずっとあいつのターン。ライフポイントはとっくにゼロ。

 

・MOON NIGHTのせいにして

 イケかわSWEETSTEPでなんとか蘇生を果たしたが、315プロダクションの抜刀術は全て、隙を生じぬ二段構えでござるよ。

 さっき刺し忘れた765ASと283プロのPも殺すためについに月が出た。

 シンデレラのPは007でもないのに二度死んだ。

 なぜか315Pも死んでいた。

 そして誰もいなくなった

 

・花ざかりWeekend

 月が沈んだらどうなる?

 しらんのか

 週末がくる

 さっきSundayが来たような気がするが、とにかく花金である。

 いそいそと蘇り、明日も仕事だという現実を忘れて、心の底から笑った。

 

・待ち受けプリンス

 これは会議で曲目と演者が決まった時、スタンディングオベーションが起こっていたんじゃあなかろうか。誰が考えたか知らんが間違いなく天才の仕事。

 釘宮理恵さん、ご出演本当にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

 

・Destiny

 Destiny…………

 

M@STERPIECE

 M@STERPIECE…………

  

 以上です。

 本来「最高」と一言いえば済む話なんだけど、久々の声出しということもあって本当に本当に楽しかった。

 一つの区切りになるイベントであったことは間違いない。

 けれど、のぼり詰めた山に、彼ら彼女らがいつまでも留まることはない。

 僕らがたどり着いた時には、もうそこにはいないのだ。

 

 ただ頂と――見ようによっては7つにも見える、5つに分かれた足跡だけがあった。

 それらを追って、僕らもまた歩き出す。

 次の旅は、もう始まっている。

 

 寝ます。

THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023 D1

 合同ライブである。

 

 ライブに参加した同僚の皆様、演者の皆様やスタッフの皆様方、お疲れ様でございました。

 THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023のD1に現地参加してきたので、雑に感想を書いていきたい。

 

 ドームですよドーム!!(絶対に言うまいと思っていたが、現地で言わされてしまったのでもう言う)

 いろんな意味で夢のライブがついに行われるというので、なにを措いてもいかねばなるまいということで、聖地東京ドームへ向かったのであった。

 始める前はなんやかや思うところはないでもなかったが、どうせ始まったら最高でしかないだろうと思っていたし、実際始まったら最高でしかなかったので、この日を忘れないように自分用に記す。

 あまりに眠いので(眠くなくてもいつも同じ方式だが)、特に記憶に残る数曲を箇条書きにする。

 

 ・THE IDOLM@STER

 「初手より奥義で仕る」と言わんばかりの開幕歌マスでライブは幕を開けた。

 鷹村守が、目を瞑っていても鴨川会長が構えるミットの位置にある人体急所に正確に拳を叩きこむことができるのと同じで、我々は何年コールをしていなかったとしても歌マスのコールを完璧に入れることができる。正確に言うと、できるということを思い出した。

 いきなりか!?と始まった瞬間には思ったが、一音目を発声する頃には、3年ぶりのコールの解禁を、この曲以外でやるわけにはいかないという気持ちになった。

 

・ビーチブレイバー

 ビーチブレイバー!!!?!??!?!?!?

 絶対放クラと一緒に我那覇響に歌って欲しかったし我那覇響が歌っていた。幻想(ユメ)じゃねえよな……!?

 

・はるかぜバトン→Shiny smile→夏時間グラフィティ

 ビーチブレイバーからのドレミファクトリーからのもふもふえんであれば、もっと元気な歌が来るかと思っていたが、クリアスカイが加わることによってグッと意味が深まり、そこからマグナムのような青春の三連発つるべ打ち。非常にさわやかな気分になった。

 

・Reason!!

 765オールスターズが歌うReason!!、よくないはずがない。

 落ちサビの歌詞に(当時存在しなかったシャイニーカラーズを除いた)すべてのブランドの要素を詰め込んでいるのは有名な話だが、このすべてのブランドがそろった舞台で、その後に歌われる「誓いは重なって、輝きの向こう側へ」という歌詞のなんと素晴らしいことだろう。

 

・百花は月下に散りぬるを

 乱入してきたヤクザの歌が上手すぎてざわめきが起きてたし僕もちょっと笑ってしまった。

 

エージェント夜を往くGO MY WAY!!

 僕らのようなニコニコ動画黎明期を生きてきたおじさんに、あなたのアイマスはどこから?と聞いたなら、「ここから」と答えるしかないリュウとケンのような二曲。(キラメキラリが春麗

 とはいえ演者がただ事でなく、前者が315プロ全員、後者があまあまコンビである。

 あまあまコンビが!?「一番大好きな」!?「私になりたい」!?

 「One&Only」!?「でもNot Lonely」!?

 「すべての輝き」!?しつこいのでやめます。

 来るだろうとは思っていましたが、こんなかわいい歌で共演すると思ってなかったので取り乱しました。もよやもよやだ。

 非常に良かったです。

 

・ラ♥ブ♥リ

 これは会議で曲目と演者が決まった時、スタンディングオベーションが起こっていたんじゃあなかろうか。誰が考えたか知らんが間違いなく天才の仕事。

 釘宮理恵さん、ご出演本当にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

 

・スパイスパラダイス

 帰ってCDを聴いても、冬馬くんの声が聞こえてこないのがどう考えてもおかしい。

 冬馬に会いたい!(EoJのファン)

 

・BRAND NEW FIELD

 IF961フェス、いつかやってほしいですね。

 

・流れ星キセキ

 765AS、ミリオンスターズ、sideMのセンター、所謂「赤」の三人が、シンデレラガールズの信号機のユニット曲を歌うというエモーショナルな時間。

 原曲キーで歌う仲村さんはちょっとすごすぎるし、「最高のstar目指そう」という、まるで天道さんのために誂えたかのような歌詞の箇所を最高に天道さんらしく歌っていたところが天才でした。

 最後の決めポーズも揃えるではなく、各人己とその所属を顕したポーズ。最高。

 

・ハイファイ☆デイズ

 ブランド毎に別ブランド曲を全員で歌うコーナーにシャイニーカラーズが選んだのは、シンデレラガールズ屈指のコール曲、ハイファイデイズ。

 現地でのコールが初体験だというノクチルの皆さんに、一生忘れられない思い出を作りたいという気持ちでコールをしていたが、いつの間にかそういうのは忘れてただただ楽しいの気持ちになっていた。

 久々に楽しさで涙が出るという体験をした。

 

・Needle Lignt

  2012年6月22日のことである。

 モバイル版シンデレラガールズ内に連載されていた、シンデレラガールズ劇場15話、「あの人のために」にて、6月23日生まれのある人の誕生日を祝うために、上条春菜をはじめとした、事務所内の眼鏡をかけたアイドル達が準備をしている漫画が掲載された。

 10年の時空を飛び越えて、当時、歌はもちろん、声すらなかった上条春菜が、無二の相棒とともに、東京ドームで、権利の問題なのか、本人の出演はもちろん、名前を呼ぶことも許されなかった「あの人」と並び立ち、歌う。

 老害の感傷と笑わば笑え。この光景を見るために、この日僕は東京ドームにやってきたのだ。

 もしか二番に入っても秋月律子さんが舞台に出てこなかったら、僕はきっと死んでいたと思う。律子さんが、律子さん以外の誰かと一緒に出てきたとしても、一瞬苦い顔をしたと思う。

 秋月律子さんも、上条春菜さんも、荒木比奈さんも担当ではないのにどうしてそこまで、と自分でも思うのだけど、この一曲は本当に大切な思い出になった。ありがとうございました。

 まあ正確にいうとジョーカーオールマイティで一足早く共演しているのだが、それはそれじゃんか……

 

・Tulip

 聞き覚えはあるがそれより少し低いキーの前奏が聴こえた瞬間にすべてを察したらしい後ろの方の席から、小さく「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿」と悲鳴が聞こえて、「確かに」ってなった。

 「なんてね」じゃあないんだよ。デコルテを開けるな伊集院。けが人が出るから。

 

 とにかく最高のライブであったが、驚いたことに本日DAY2もある。

 書き始めなきゃよかったと思うくらい眠いのでもう寝る。

swing,sing PRIMROSE LIVE  「PETIT ROSE」

  swing,singである。

 100年ぶりにブログを更新したと思ったら、アイマスではない。

 もちろんこの空白の100年の間にも、寒さと感動で人生で一番泣いたシンデレラ10thファイナルや、現地最前列ど真ん中を引きセトリも今思い出すだけで笑みが浮かぶシャニマスSETSUNA BEATなど、この先の人生の辛いときに、ふと力をくれる心のよすがになるような大切なライブが目白押しだったのだが、これらは余りにも感情になりすぎて感想どころではなかったし、正気に戻った頃にはまあ1週間くらい経ってたんでシンプルに面倒になって書かなかった。

 加えて、ここ数年は同時に配信中継があるのがデフォルトになってきたので、こちらで記憶を書き留めておくこともなく、すぐに正解が観れてしまうようになったのも書かなくなった要因であるように思う。

 老害には、円盤が出るまでの間にかすかに残った記憶を頼りにああだったこうだったと、時には幻覚を交えながら語るような、生ものの粋というものが薄れてしまうような寂しい気持ちが一瞬頭を掠めないではなかったが、本当にいい世の中になったなぁ。

 その点、今回は配信もなかったので、すでにかなり曖昧な記憶の整理と忘備を兼ねて書いていく。

 

 閑話休題、swing,singとは、簡単に言うと声優さんが生演奏でジャズボーカルをやるプロジェクトである。

 僕はジャズに対して明るいわけでは全くないが、なんとなくかっこいいから触れてみたいぞ、という気持ちは前々からあり、そこにたまたまオタクも入りやすそうなswing,singちゃんが通りがかったので、薄っぺらく乗っかったわけなのである。

 匿名掲示板で匿名説教マンから「こういうやつって〇〇が好きなんじゃなくて、〇〇が好きな自分が好きなんだよな」的なしゃらくせぇことを言われる乗り方。うるせェ~~仮にそうだとして何が悪いか。(想像上の敵に怒り心頭)

 言い忘れたがネタバレはするし、以降、声優さんの敬称を略することと楽器の知識がゼロなので、ホーンセクションのことを基本、全て「ラッパ」と称することを予めご了承頂きたい。おそらく限りなく侮辱に近い表現であると思うが、マジでわからないのだ。面目次第もない。まあ今回そのホーンセクションがいない編成なので、そう頻発はしない。

 誰も読まないと思って書いてはいるが、一応言い訳をせずにはいられないのである。

 基本的には入場してからの流れを少しと、披露された曲毎の感想を書いていくことにする。

 

   

 会場に着くとすでにまあまあの人数が並んでいたので最後尾につくと、ほどなくして列が流れ、入場と同時にドリンクチケットを購入した。

 ドリンクを交換して席に着くと、目の前にはケーキが用意されていた。ケーキが食えるライブはさすがに初めてなのでちょっとテンションが上がる。

 席は円卓であり、一卓に7,8人が座っていただろうか。円卓なので必然、ステージに背を向ける席も存在しており、そういう人は椅子ごと前を向いていい旨が予め説明された。

 開演前の影ナレでは恐らく主人公であるところの八乙女菫役の二ノ宮ゆいさんが台詞を二度ほど噛んで非常に可愛らしかったのが印象深い。

 会場が暗くなり(と言っても、周りが見えなくなるほど暗くはならない)、司会の方がバンドのメンバーを招き入れると、すぐに演奏が始まり、後ろの階段から一人ずつ声優さんが入場してくるという流れだった。

 以下曲ごとの感想で、中黒のあとは曲名、ついでの括弧内は歌手の苗字を記す。

 

・Harmony(二ノ宮、廣瀬、田口)

 コンテンツのテーマソング。(多分)

 原曲は5人編成で歌っており、加えてホーンセクションのいないバージョン。

 僕のごときド素人が感じる所謂「ジャズ感」というのはラッパとピアノに頼る部分が多いことが手伝って、音源で聴く同曲と全く趣が異なり、「こういうのもジャズなのか」と興味深く聴くことができた。これはこれから流れる全曲に対する感想でもある。

 

・夢の中へ(二ノ宮)

 長くアイドルコンテンツに触れてきたコテコテのオタクには、主人公のソロ曲にしてはあまりにメロウな曲。

 でも、座りながらじっくりと聴くスタイルにマッチした曲調と、安心感のある重めの歌声、楽器を聴くために長めに取られた間奏が非常に心地よかった。

 

・Fly Me To The Moon(二ノ宮)

 オタク認知度の高いジャズという分野で言えば、右はおろか全方向に並ぶものなしであろう名曲のカバー。

 アイラブユーの時に確かに僕と目が合ったと思うけど、多分これは僕以外の全員も思っているな。

 

・アロマ(廣瀬)

 この曲のためにドリンクはコーヒーにした。

 歌詞からして曲中のコーヒーはホットだと思うんだけど、アイスしかなかったし砂糖も入れない派なのでシンクロはいまいちだが、オタクときたらその辺は勇気で補えるのである。

 この曲も、音源はピアノとラッパが目立つ曲なので、ないとだいぶ印象が変わる。

 情景が浮かんでくるような暖かな可愛らしい曲で、甘めな声も手伝って非常に癒された。

 

・What a Wonderful World(廣瀬)

  これもまた僕のようなもんでも知っている(何故かというと12モンキーズのエンディングで聴いたから)大名曲のカバーである。

 ありとあらゆる美しい光景を歌い、繰り返される「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」というフレーズと、優しい歌声がマッチして、もしかして、世界はすばらしいのか・・・・・・?という気持ちになった。

 

・Sweet Butter(田口)

 冒頭から跳ねるようなピアノと抜けるようなボーカルに合わせてクラップをする一体感を味わえるゴキゲンな曲である。

 曲間に楽器チームのソロが長めにとられており、リズムに合わせたクラップや各楽器のソロ後の拍手が「ジャズではこういうことするって聞いたことあるやつだ!」と、進研ゼミの気分になって非常に楽しかった。

 

・Lullaby Of Birdland(田口)

 こちらも名曲カバーシリーズらしいのだが、寡聞にして存じ上げない曲だった。

 スキャットの格好良い曲で、帰宅してのちさっそく原曲も聴いてしまった。

 

 全員のソロが終わったのちにMCのコーナーがあり、いつか作品の舞台である軽井沢でライブをしてみたいこと、カバーアルバムを出してみたいこと、ジャズについて、披露した曲についてなどのことが話された。

 

 以下、音源のない新曲なので、輪をかけて記憶が朧気。

 

・旅人(二ノ宮、廣瀬)

 この2人だと、こういったかっこいい曲になるのだなぁと驚いた。 

 

・まどろみ(二ノ宮、田口)

 音源が出たら、休日の朝のアラームにして2度寝3度寝を楽しみたい。

 2人の歌声が輪唱のように追いかけあってからのハモリが非常に美しかった。

 

・君のメロディ(二ノ宮、廣瀬、田口)

 3人の新曲。

 君の〇〇というタイトルは、いつも「俺の……?」という小ボケを脳内で挟んでしまう。

 シンプルに3人が順繰りに歌うのではなく、このパートはこの2人で、というような構成になっていたのが面白い。

 まだ人物の関係性も歌詞もよくわからない状態なので、そこらへんが詳しくわかってから聴き直すとまた味わい深いのかもしれない。

 

 曲前に挨拶をすませ、曲がおわるとそのまま退場していくスタイルで幕を閉じた。

 

 とても楽しかったし、全員歌が驚くほどうまかったし、生バンドはやはりとてもよかったし、ジャズというものの入り口のドアを叩くくらいまではいけたのではないかという気持ちにはなれたし、ゆったりした雰囲気が好みだったので、また近場で興行をうつようなら行ってみたいなぁとおもいました。日記。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land DAY2

 

 シンデレラ10年アニバである。

 

 公演に参加した演者の皆様、スタッフの皆様、そして同僚の皆様、お疲れ様でございました。

 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land DAY2に現地参加してきたので、つらつらと感想を書いていきたい。

 例によってネタバレはする。

 

 

 まあ本当に久しぶりの大型現地ライブで、シンデレラに限定すれば、2019年9月3日4日(平日)に奇しくも本日と同じ幕張メッセ(ホールは違うが)で行われた7thライブに遡る。信じられないね。

 唐突だが、皆さんは果たしてご存知だろうか?僕は忘れていた。

 ライブって最高なのである。

 DAY1ももちろん配信で観ていたし、なんならここ2年、さまざまなコンテンツの配信のライブを都度観続けていたし、観終わるたびに「ライブって最高だな……」ってなったし、今日だって観る前から最高に違いないと思いながら来たのだが、最高に対する覚悟がちょっと足りてなかった。

 この気持ちを二度と忘れないように、僕は僕のためにこの誰も読まないブログに再びやってきたのだった。

 なんせ眠いし今日も仕事なので、特に印象的だった曲の感想だけを書いて寝るとする。気が向いたら書き足すっていって書き足したことはない。

 

・なんどでも笑おう

 「初手より奥義で仕る」といわんばかりに、先の福岡公演、前日の幕張公演DAY1では温存してきたコンテンツ共同曲を、10周年当日のスタートに満を持して披露。

 今日は特別な日で、これから祝祭が始まるのだという期待感に胸躍ったし、なんならちょっと泣いてしまった。

 

・メルヘンデビュー

 1stでの初披露から常に、都度「新しいチャレンジ」をテーマに掲げるというメルヘンデビュー。

 TLでも俄かに囁かれた「コール禁止のメルヘンデビューは拷問」という言葉。

 確かにそうだ。まあ大喜利的な誇張表現であり、悪い意味では言っていないだろうことはわかるし、僕もそう思った。

 そんな特大の試練に、「今日だけの特別」と名前をつけた担当を見て、目の覚める思いだった。

 ステージを全力疾走しウェーブを煽る姿。

 歌詞の通り爆発して吹き飛んでしまいそうな跳躍。

 瞬間、完全に安部菜々と化した三宅麻理恵さんの圧倒的全身全霊を刮目せよ。

 ”拷問”だっただろうか?否、最初で最後の”特別”だ。

 ウサミン星で「困難」とは、「限界」とは――「スタートライン」を意味する言葉である。

 安部菜々は、三宅麻理恵は、決して平然とではないが、ジタバタと、最終的に越えてゆく。

 「見たかッ」と心の中で思ったし、「見たぞ!」と心の中で快哉を叫んだ。最高でした。

 

Twilight Sky

 「巧く歌うんじゃなくて」から、歌がおわるまでの歌詞は、何回聴いても新鮮にグッとくる。

 LED背景の青とオレンジがまさしく明けゆく空のようで、非常に鮮やかできれいだった。僕らのライトもこれほど鮮やかに目に映っていればいいのだけれど。

 

・Claw My Heart

 まさしく爪で切り裂くようなレーザーライトがかっこよかった(小学生の感想)

 し、MCで語られたこの曲の「初披露」「完成」についてのくだりは非常に胸に刺さった。

 

Gossip Club

 みんな目を瞑れ。メンバーに鷹冨士茄子さんをえらんだ者、先生怒らないから手を上げなさい。

 

2nd SIDE

 友人の奈緒Pが、いつか現地で虹色橋をするのが夢なのだというのを常々聞いていたので、前奏がかかった瞬間に僕まで嬉しくなってしまい、両手いっぱいにペンライトを掲げてしまった。

 誰かの夢が叶う瞬間って、どうしてこんなに最高なのか。

 

・We’re the friends!→Treasure☆

 ラジオたちも歴史の一端なんだよな、と心の中でいい話にしようと努めたが、やっぱりちょっと笑ってしまった。

 今はもう違う曲なのに、未だにあのチャイムの音だけで「だのじいぱーてぃも・・・」ってなるから刷り込みってすごいな。

 

Trancing Pulse

 声が出せないので、前奏ですごいのけぞってしまった。

 めちゃくちゃ歌の上手いメガネ2人を引き連れてトランシングパルスがやってきた。

 決めるところはオリジナルメンバーの奈緒がばっちりと決め、最高に気持ちいい時間だった。

 したいという人にどうこう言う気はないが、やっぱり個人的にはなくていいな、トランシングパルスのサビにコールは。(過激派)

 

ススメ☆オトメ ~jewel parade~

 シンデレラガールズを支えてきた初期メンバーが歌うススメオトメ。

 もう8年前くらいになるのだろうか、ジュエリーズ001のCDを発売日に買ってきて、初めてこの歌を聴いて、「なんだかエンディングテーマのようで切なくなって、でも好きだなぁ」などと友人と話した日から今日までのいろんな思い出が、体の中に納まりきらなくなり、塩水になって目から溢れてしまった。

 たぶんそうなるようにメンバーとこの位置を選んだのだろうが、あまりにも覿面に効いてしまって思い返してちょっと笑ってしまった。単純なのだ。でも本当に良かった。

 以後この曲を聴くたびにこんな気持ちになると思う。

 

 あとは最後の挨拶での過去のりっかさまとまりえってぃの会話を今回の新キャストに絡めてひいてはシンデレラというコンテンツのお話を書き始めたら興が乗りすぎてあまりに長くなりそうだったのでべーっとドラックしてDelを押した。

 要約するとえらいってことです。

 おわり。

 

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Funky Dancing! DAY1 DAY2

 デレ7thである。

 まあ今更もいいとこなのであるが、名古屋公演にLVで参加してきて、勢いのまま感想を書き、そのまま続きを書くのを忘れていたので、もう書いたとこまでをアップしてしまうとする。

 

 例によってネタバレとかもうまったく気にしていません。

 

・ミラーボール・ラブ

 一曲目は、「たまには名曲以外にも作ったらいいのに」と思うくらいに名曲しか生まないイノタクこと井上拓さん作詞作曲の、本公演のテーマソングであるところのミラーボール・ラブで幕を開けた。

 タイトル通りにセンターステージ上空に鎮座する巨大なミラーボールがスポットの光を乱反射させ、新衣装を纏ったキャストを載せせり上がってきたステージもそれぞれ回転し、音も視覚も眩しいほどにきらびやかな舞台に、説明はなくとも「本日のライブはこんな感じでいくぞ」というのが伝わるパンチの効いた開幕だった。 

 

・Tulip

 まだ二曲目だが?

 Iippsにセクシーギルティが乗り込んで、さながらセクシー大戦争の様相を呈しており、最後の「なんてね」のパートがのっぐ雫ちゃんの割当になっていたのを聴いたときには、「よーし!」というなにがよしなのかよくわからない気持ちになった。

 

・空想探査計画

 あんまりライブビューイングで声を出す方ではないのだけれど、木村夏樹に「歌ってくれ」と言われて、歌わないわけにもいかない。

 いつだか「木村夏樹は声を聞くだけで絶対子供に優しいという確信が持てる」というツイートをどこかで見かけたとき、「僕も生まれる前からそう思ってた」という感情が湧いてきたものだが、この空想探査計画のオリジナルメンバーに選ばれた事実を見るにつけ、おそらくは全人類共通の認識なのだろうという確信を得た。

 日野茜ちゃんの「輝くよきぃッと!」のパートが狂おしいくらいに好きなのでいつかオリジナルメンバーでも聴きたいですね。

 

・Nothing but You

 この曲といえばCDのジャケットでもやっているかっこいいポーズが強く印象に残っており、MVでも多用された逆光を使っての決めポーズ締めにシビレたのでした。

 逆光は勝利。

 

・モーレツ★世直しギルティ

 ステージが明るくなったと思ったら誰もおらず、「どこを見てるの?こっちこっち!」と客席側でポーズをとっている登場の仕方の”セクギル感”が、今思い出しても笑顔になるくらい最高に良かった。現場にいたらもっとよかったのだろうなぁ。僕も「どッ、どこだ!?」ってやつやりたかった。翻弄されたかった。

 そのままカメラを侍らせ、歌いながらわちゃわちゃとステージに向かう様をアップで映していく演出も最高でジャケットを脱いだのものっぐだけジャケット真上に投げてしまってそのまま落ちてきてもう一回ステージ外に投げ直したのも最高で最高でした。

 

・バベル

 10人は越えようかというダンサーさんのパフォーマンスと、響く塔を登る靴音を前奏にして現れたのはDemention-3。

 カウントダウンを聴きながら、「ああ、恐らくはここからもう最終ブロックなのだ」という気持ちになった。

 そのパフォーマンスの凄まじさ、体重の預けさ、顔の近さに関しては、もはやもっと詳細に情感たっぷりになんなら絵付きで語られている方が多数おるので割愛するとするが、いやあすごいものをみたなぁという感じでした。

 個人的には「わたしが開けてあげる」のあとの「ェーイ」みたいな声がなんか好きなのだけれど、まあ現場であのセリフのあとにあのテンションで「ェーイ」っていけたらロボットだよな。当然フゥーッ!ってなるよ。

 

・Secret Day Break

 幕張のセクシーギャルズに続くサプライズユニット、デア・アウローラ。

 曲名が出る場面で普段はキャスト名だけが表示されるところにユニット名も表示される演出が小粋だ。

 サビでは二人共が主線で別々の歌詞を歌いつつ、要所で歌詞が重なってはまた分かれるという、僕のパッパラパーな音楽知識では「シンフォギアのきりしらのような」としか説明できない構成が格好良くかつ気持ちがよかった。

 曲の終わりに飯田氏の背後の照明の色彩が、ユニット名の示すが如くオーロラめいていたのは意図したものだったのだろうか。

 それとも僕がまぼろしをみたのか。

 

・Needle Light

  Cメロの最後「君の笑顔が あるから」の長く伸びる声を聴きながら、7年前に初めて開催された現世に顕現せし煉獄、第一回プロダクションマッチフェスティバルの完走報酬が上条さんで、当時にしんげきも始まったんだった、とか

 その約半年後にガチャSRの上条さんを追うように第四回フェスの完走報酬で登場したサイバーグラスの荒木先生を見て、「衣装が合わせで特訓後もメガネ掛けとる!」って驚いたこととか、そういった思い出が矢継ぎ早にフラッシュバックし、その2人が曲を貰ってナゴヤドームの大舞台で歌っていることに少し泣けてきたのだった。

 しかしこうしておっさんが「ついにここまで来たのだ」などとすっかり感慨深くなっている間に、彼女たちは行くのだろう。

 ”グラスを通し、その先へ”。

 (滲み出る「上手いこと言った」感に自分で腹が立っている)

 

・Neo Beautiful Pain

  音程を無視して叫ぶやつが好きすぎておかしくなっちゃうよ

 立ち位置のスペースの都合上まつえりパンチがまつえりキックになっていたらしいがそのシーンはカメラが鬼のように引いていたので何をしていたのかよくわからなかった。

 円盤を今日か明日発売してほしいしなんなら昨日から発売していてほしい。

 

・2nd SIDE

 やるのォ!?

 虹色橋はまたいつか現地で架けてみたいものです。

 

・夢をのぞいたら

 飛び跳ねながら花道を歩いていくナターリアも、優しい声色のこずえちゃんも、僕の貧相な「こんな感じだったらいいなぁ」という想像など軽々と超えていく本物ぶりで、担当ならずとも涙の滲むパフォーマンスだった。

 特にナターリアに関しては、ずっと昔から好きな友人がおり、披露後のMCで号泣するのじょに重なって胸が熱くなった。8年間。口にしたなら一言だけれど……。

 誰かの夢が叶う瞬間とは、なんと素晴らしいことだろう。

 歌詞が何度聞いても「自分らしく レーシック 夢をのぞいたら ちょっぴり見えちゃったの」としか聞こえず、そりゃレーシックしたら見えやすくはなるだろうが、レーシックなわけがないので早いところ正しい歌詞を知りたいところ。

 

 おわり!

CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ Comical Pops! 幕張公演DAY1 DAY2

 

 シンデレラ7thである。

 

 デレ7th幕張公演に参加した同僚の皆様、お疲れ様でございました。

 令和元年9/3.4、平日の幕張という正気を疑う日程で開催されたライブの幸甚指数があまりにも高かったため、すっかり存在を忘れて久しく、もはや催促のメールも来なくなったこのブログに帰ってきたということなのである。

 なにか特別書きたいことがあって来たわけではないので内容はいつもどおりペラペラなものになること請け合いである上に、(主に体力的な事情で)なんやかやしているうちに時も過ぎてしまったので、特に記憶に残る楽曲の感想のみを雑に並べていけたらと思う。

 

 

 例のごとくネタバレには一切の配慮を行っていないので留意されたし。

 

 

 なんと言っても平日なのである。

 学生時代の努力不足のため、なかなかホワイトとは言い難い企業に籍を置いているこの身なので、平日2日間いやさ3日間くらい丸々休みたいですッ!と言ったところで簡単に通ることはなく、しかし「幕張が呼んでいるのです」と熱弁する僕の目に何か危険なものを感じ取ったらしい偉い人から「まあ二日間とも半日なら」という許可を頂けたのでした。ありがたい。宝籤が当たったらその日のうちに辞めてやるからな。

 閑話休題

 果たして権利を得た僕は仕事が終わると同時に会社を飛び出し、水をかぶってデオナチュレをこれでもかと塗り、ギリギリまで待たせた連番者様、物販を買っておいてくれた友人、内外様々な人に助けて頂きつつ開演30分前に会場入りしたのでした。皆様その節は。

 

 シンデレラガールズ幕張メッセでのライブの開催は遡ること3年と少し前、パワーオブスマイルこと3rdライブ以来のことで、オールフラットの会場に不安が毛頭ないといえばウソだったのだが、ステージ構成の妙が光りどの位置からでもだいたいなにがしかが見える位置にはなっていた。やさしい。

 

・ハイファイ☆デイズ

 別に他の人がしている分には全く気にしないのだが、僕自身は「ハイファイデイズのAメロでクラップをしたら死ぬ」という誓いを己に科すことで能力を底上げしているタイプのオタクなので、一見盛り上がっていないかのように見えますが、頭の中は沸騰しているのです。序盤で声を出す曲が来てくれると波に乗れる感が違うのでうれしい。

 

・きゅん・きゅん・まっくす

 ジェット噴射で飛ぶなんかMAX書いてある雲の映像が不思議なツボに入ってニコニコしっぱなしだった。 

 

・Love☆ハズカム

 そだよー。 

 

 ・Halloween♥Code

 原曲のメンバーで唯一本日の登壇が叶わなかった前川さんのために、オリジナルメンバーである安部さんと乙倉さんに加え、白坂さんと一ノ瀬さんも猫耳をつけて登場。

 えっ?いいな……ん?いいよね?ってなってたら終わってました。

 それでいいんだ楽しむことがハロウィンコードなんだから。

 ハロハロハロウィンカムカムパーリィトゥナイトなんですよ。

 

・TWINくるっテール

 カメラが舞台まで寄ってきてアップの構図になる演出は「sideMのやつ~!」ってなりました。やっぱり盛り上がりますね。

 一日目のラストでのじょさんが顔を寄せてってるるさんが普通にびっくりして退いちゃったやつはこれあとで絶対いじられるやつだなって思いました。

 

・O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!

 MCで「初見なのに難しいコールを!」って言ってくれていたけれど、逆に初めての舞台でよくもまあこんなに難しそうな曲を……という話なんです。

 本当に残念なことに両日ともにド平日だったわけですが、(何度も言う)もしやSundayじゃねーの?と錯覚する多幸感溢れる歌でした。

 

・Gossip Club

 久々に披露された秘密のトワレの興奮冷めやらぬ中、聞き馴染みのないイントロと、横一線に並んだレーザーが上下する演出。

 すわ特殊イントロの曲か?と思いながら見ているとセクシーギャルズの三人が登場し披露されたサプライズ新曲は言うなればすごくかっこいい上にえっちでした。(語彙力が小学生)

 「生まれたときからGAL」というパワーワードに「さすがに生まれたときは赤ちゃんでは?」というツッコミも許さぬ強パワーの楽曲。

 一日目はすぐ後ろが大槻唯ちゃんのPさんで、「アリガトォォォッ」ってなっててほっこりしました。

 

 ・to you for me

 古今無双の名曲であるin factが演出のパワーとクロスして6th公演の話題を掻っ攫っていった橘さんが新曲を引っさげて帰ってきたのだ。

 作詞作曲が違うにもかかわらず正統続編感のある歌詞はより今の橘さんの心境に近い内容であるためか、in factでも泣かなかったあみなさんも最初は「少し声が震えているかな?」という感じだったのが、ほぼ号泣状態での歌唱。

 「あのね」「あのね」と二回繰り返す部分が橘さんの勇気一歩分という感じがして好き。

 

・谷の底で咲く花は

 本公演が初の出演となる白菊ほたるのソロ楽曲。

 一日目では歌われず、二日目にして満を持しての歌唱となった。

 楽曲はほたる本人を谷底に咲く毒の花、襲いくる不幸とその境遇を谷底と嵐に例えて展開していく。

 触れれば他人を傷つける毒を持ったその花は、渡り鳥が告げる「谷底を飲み込む雷雲」の報を聞き、漸くここから開放されるのだと考える。

 しかし嵐は花の命を奪ってはくれず、閉じた空を吹き飛ばし、谷の底に美しい世界を垣間見せる。

 「嵐の夜に千切れ、生まれ変わって日向へ」という望みは叶うことはなかったけれど、谷底に一筋差しはじめた光に焦がれながら、「ここで咲く」という決意とともに曲は終わる。

 天野聡美さんの、時に嵐と絶望、あるいは見えてしまった希望に足をくず落ちさせ、それでも再び立ち上がり涙ながらに歌う姿は、物語性の強い楽曲と相まって、演劇的な突き刺さる感動があった。

 

・キミのそばでずっと

 セットリスト順でいくとまだ少し先のことになるのだが、この曲に関しては続けて述べてしまいたい。

 ミスフォーチュンと銘打たれた茄子さんとほたるのユニットが歌うキミのそばでずっと。

 改めてこの二人と照らし合わせて歌詞を聴くとそこはかとなくマッチする部分があり、2日目のソロ曲披露後の天野さんが歌の途中で感極まってしまい喉を詰まらせたところに森下さんがフォローに入る場面、その場面を受けて終演の挨拶の際に「茄子さんは泣かないだろうと思ったので堪えた」というエピソードも非常にエモーショナルだった。

 以上2曲を受けてのライブ終演後、ほたるPたちが一様に見せる誇らしげな表情を君は見ただろうか。

 さもありなん。彼ら彼女らが「覚えたか、あれこそが我が担当なのだ」と胸を張るに相応しい初舞台だった。

 

・追い風Running

 オハヨッ!!!!!!!!!

 曲が終わった後にいつも口の動きだけで何かを言うので見逃すまいぞと思ってモニターを見ていたら、指でハートを描いてから投げチッスとかするものだがら、モニターから光が逆流してうわあああってなった。

 

 ・TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!→SUN♡FLOWER→秋めいてDing Dong Dang→Orange Sapphire→サマカニ!→LOVE & PEACH無重力シャトル 

 何故平日の夜にこの寿司焼肉唐揚げラーメンステーキアイスクリームプリン定食みたいな死のセットリストの企画が通ってしまったのかがコミカルポップス最大の謎であり、楽しさと引き換えに1秒も休む暇がなかった。曲が変わって次のイントロが流れるたびに「なァ~るほど~!」ってなってた。

 

 

・M@GIC☆

 好きすぎて逆に言葉が出てこない。

 

 本当はまだまだ言いたいことばかりなんだけども、これ以上長引かせると投げる未来がありありと見えるので締めてしまう。

 本来ただただ「良かった」の一言で済むものなのだから、あんまりダラダラ書くのもよくないですね。

 おわり。

THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!! 仙台Angel STATION DAY2

 ミリオン6thである。

 去る2019年4月28日、平成という時代の終りに行われたミリオン6thライブ。

 その仙台公演の二日目にのみLVにて参加してきたので、今回はあまり個人には寄らず、ユニットごと曲ごとの感想を雑に書いていきたいと思う。

 

 例によってネタバレの類に配慮していないので留意されたし。

 

 その日は朝から新宿で某アベンジャーズのエンドのゲーム的なものを観てからそのままLVの流れだったので、開演前からすでにだいぶあったまっている状態であり、戦士の表情で会場である新宿ピカデリーに入場したのだが、席は最前列。

 現地であれば泣いて喜ぶところであるが、4時間近くあるであろうLVで最前列となると、それはぼくのような更年期のみんなー!にとっては即ち首の痛みとの戦いである。

 思わず「Whatever it takes」と心の中で呟いて開場前の現地が映るスクリーンを見上げた。

 

 今回のライブのモチーフは、ON AIRのタイトルとそのロゴが示すとおり、テレビの音楽番組である。

 THEATER GENERATIONのシリーズで結成されたユニットが一組ごとに登場し、歌ったりMCをしては次のユニットと交代していくという流れになる。

 果たして現れた一組目のユニットは、ピコピコプラネッツ。

 遥かミリオン星から地球を侵略せしめんとやってきた異星人軍団である。

 登場に際して、照明の消えた闇の中に4人の衣装に仕込まれた電飾のラインのみが輝き、思わず「小さな地球(ほし)の話をしよう」というフレーズが頭に浮かんだが、「こんな衣装が出てくる時代になったのか」という驚きにやがてかき消された。

 一曲目の「ピコピコIIKO! インベーダー」は教育番組のような底抜けに明るい曲調のなかで地球人を「幼年期」と称したり、「さえたやりかた」など、古典SFを嗜んだ人間なら(嗜んでいなくても知っているようなタイトルなので大きな顔はできない)ニヤリとするようなワードが含まれる洗脳曲であり、今回のセトリの中で最もばかになれるこの曲がど頭に来ることによって、会場の雰囲気もいい具合にせーふくされていく。

 続いて謎の振り付け伝授コーナーが始まった。

 前日も参加した友人から予め「可能な限り情報を遮断して臨んでほしい」という報告を受けていたので、ツイッターもなるべく控え、頭空っぽの夢だけ詰め込める状態だったので、当然カップリングのゲロゲロソングのフリなのであろうと思っていたが、体操の説明を聞きながら漫然と体を動かしていると、さすがに「これはもしや……?」と察しがついてくる。

 斯くして始まったのは往年の765ASカバー、スマイル体操である。

 「そうきたか」と思わず膝を打ったのは覚えているのだけど、世界中スマイルになっていたのであんまり記憶にない。

 基本楽しいだけの曲なんだけど、「泣いてごらん」とも言ってくれるので泣きそうにもなってしまう。

 続いての「Getlol!Getlol!SONG」であるが、CDの発売がギリギリだったこともあり、大して聴き込めないままの参加になってしまった。

 ゲロゲロソングという読みの音の通り、「カエル」の歌である。

 遊び終われば子供は帰る。でんでんでんぐりがえってばいのばいのばいである。

 カエルの歌らしく輪唱もするのである。楽しかった。

 

 帰ってゆくインベーダーたちを見送って、どっこい僕らはまだ帰らない。次に現れたのはClearskyである。

 ノスタルジックの権化みたいな前奏に不意に溢れそうになる涙をこらえていると、教室の風景を模したステージで制服のような衣装を纏った二人が「虹色letters」を歌い出す。

 着席をしたまま聴いてしまったのは、最前線だったし首がちょっと疲れてきたからであって、恰も僕も教室の端の席に座りながら二人を眺めているような気持ちになるからとかそういうキモいやつではないよ。は?ちげーし やめろし

 まあそりゃもう全ユニットにあるんですよねって察したASカバーは「笑って!」

 ちゃんとユニットに対して意味の通る曲が選ばれるのが信頼ですね。

  「思い出はクリアスカイ」のタイトルを聞くたびに虹色lettersと混ざった末に虹色クリスタルスカイが脳裏に浮かんでオーレ!ってなる更年期のみんな~!

 …………。

 いませんね。

 こういう曲調が明るいのに歌詞がちょっと寂しいやつはしんどくなります。

 

 クリアスカイと離れても番組は続く。続いて雑誌の撮影風にシャッター音とともに現れたるはりるきゃんの三人である。

 ハルマチ女子のサビは「女子会で友達と笑い合ってる今が好き」という旨の「好き」を僕らが一緒に叫んでいいものだろうか?(顎に手やって首を傾げている絵文字)(3つくらい)となっているこじらせオタクではあるのですが、そこまで強固な意思を持っているわけではないので結局その場のノリで普通にやってしまうのである。

 かわいいは正義。だが正義とは玉虫色だ。

 Do-Daiはとにかく大成功です。(話し出すと長いと思うものは逆に短く纏める)

 「彼氏になってよ。」は普通にデレデレしながら聴いてました。篠宮さんってちょっといいよな。気になるなみたいな顔して聴いてました。俺がもうひとりいたら首を飛ばしていた。

 

 最後に現れたのは4 ruxuryの4人。

 まさしく大人の魅力たっぷりのユニットであり、タイツとかがすごくその……フフ。

 「RED ZONE」のイントロが流れ始め、最初からクライマックスだとばかりに会場が赤く染まっていく。

 「最初からクライマックス」というとモモタロスを思い浮かべる人が多いですが、僕は板垣恵介餓狼伝丹波対堤戦の観客派です。閑話休題

 4人ともパートが回ってくるたびに「すわ歌が上手い」と驚くぐらい歌が上手いので、激しい曲なのに聴き心地もよくてすごいんだ。(語彙力の低下)

 カバー曲はジャジーな9:02PMとまさかのID:[OL]のほぼ対極と言っていい“良さ”のある二本立て。いやまさかのというか考えてみればこれしかないというチョイスではあるのだけれど。

 ユニットコーナーの最後を飾るのは、みんなだいすき「花ざかりweekend✿」。

 ラスサビでは全ユニットがバックダンサーとして登場し、曲調とも相まって華やかさがえらいことに。

 眩しい舞台の輝きに照らされながら、ほんのひとときだけ、今日が日曜日であり明日も仕事であることを忘れて心の底から笑った。

 

 斯くしてユニットごとの時間は終わり、最終ブロックであるソロ曲やユニット混合の曲の時間に突入していくのであるが、これを一個一個感想言っていくといい加減終わらないので、このライブの肝であろう番組風のコーナーの感想に留めておくこととする。

 ファンタジスタ・カーニバルとFYWが聴けてニッコニコ。

 まあ長々と垂れ流してきましたが、一言で言えば「よかった」ということです。

 

 おわり。