シンデレラ7thである。
デレ7th幕張公演に参加した同僚の皆様、お疲れ様でございました。
令和元年9/3.4、平日の幕張という正気を疑う日程で開催されたライブの幸甚指数があまりにも高かったため、すっかり存在を忘れて久しく、もはや催促のメールも来なくなったこのブログに帰ってきたということなのである。
なにか特別書きたいことがあって来たわけではないので内容はいつもどおりペラペラなものになること請け合いである上に、(主に体力的な事情で)なんやかやしているうちに時も過ぎてしまったので、特に記憶に残る楽曲の感想のみを雑に並べていけたらと思う。
例のごとくネタバレには一切の配慮を行っていないので留意されたし。
なんと言っても平日なのである。
学生時代の努力不足のため、なかなかホワイトとは言い難い企業に籍を置いているこの身なので、平日2日間いやさ3日間くらい丸々休みたいですッ!と言ったところで簡単に通ることはなく、しかし「幕張が呼んでいるのです」と熱弁する僕の目に何か危険なものを感じ取ったらしい偉い人から「まあ二日間とも半日なら」という許可を頂けたのでした。ありがたい。宝籤が当たったらその日のうちに辞めてやるからな。
閑話休題。
果たして権利を得た僕は仕事が終わると同時に会社を飛び出し、水をかぶってデオナチュレをこれでもかと塗り、ギリギリまで待たせた連番者様、物販を買っておいてくれた友人、内外様々な人に助けて頂きつつ開演30分前に会場入りしたのでした。皆様その節は。
シンデレラガールズの幕張メッセでのライブの開催は遡ること3年と少し前、パワーオブスマイルこと3rdライブ以来のことで、オールフラットの会場に不安が毛頭ないといえばウソだったのだが、ステージ構成の妙が光りどの位置からでもだいたいなにがしかが見える位置にはなっていた。やさしい。
・ハイファイ☆デイズ
別に他の人がしている分には全く気にしないのだが、僕自身は「ハイファイデイズのAメロでクラップをしたら死ぬ」という誓いを己に科すことで能力を底上げしているタイプのオタクなので、一見盛り上がっていないかのように見えますが、頭の中は沸騰しているのです。序盤で声を出す曲が来てくれると波に乗れる感が違うのでうれしい。
・きゅん・きゅん・まっくす
ジェット噴射で飛ぶなんかMAX書いてある雲の映像が不思議なツボに入ってニコニコしっぱなしだった。
・Love☆ハズカム
そだよー。
・Halloween♥Code
原曲のメンバーで唯一本日の登壇が叶わなかった前川さんのために、オリジナルメンバーである安部さんと乙倉さんに加え、白坂さんと一ノ瀬さんも猫耳をつけて登場。
えっ?いいな……ん?いいよね?ってなってたら終わってました。
それでいいんだ楽しむことがハロウィンコードなんだから。
ハロハロハロウィンカムカムパーリィトゥナイトなんですよ。
・TWINくるっテール
カメラが舞台まで寄ってきてアップの構図になる演出は「sideMのやつ~!」ってなりました。やっぱり盛り上がりますね。
一日目のラストでのじょさんが顔を寄せてってるるさんが普通にびっくりして退いちゃったやつはこれあとで絶対いじられるやつだなって思いました。
・O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
MCで「初見なのに難しいコールを!」って言ってくれていたけれど、逆に初めての舞台でよくもまあこんなに難しそうな曲を……という話なんです。
本当に残念なことに両日ともにド平日だったわけですが、(何度も言う)もしやSundayじゃねーの?と錯覚する多幸感溢れる歌でした。
・Gossip Club
久々に披露された秘密のトワレの興奮冷めやらぬ中、聞き馴染みのないイントロと、横一線に並んだレーザーが上下する演出。
すわ特殊イントロの曲か?と思いながら見ているとセクシーギャルズの三人が登場し披露されたサプライズ新曲は言うなればすごくかっこいい上にえっちでした。(語彙力が小学生)
「生まれたときからGAL」というパワーワードに「さすがに生まれたときは赤ちゃんでは?」というツッコミも許さぬ強パワーの楽曲。
一日目はすぐ後ろが大槻唯ちゃんのPさんで、「アリガトォォォッ」ってなっててほっこりしました。
・to you for me
古今無双の名曲であるin factが演出のパワーとクロスして6th公演の話題を掻っ攫っていった橘さんが新曲を引っさげて帰ってきたのだ。
作詞作曲が違うにもかかわらず正統続編感のある歌詞はより今の橘さんの心境に近い内容であるためか、in factでも泣かなかったあみなさんも最初は「少し声が震えているかな?」という感じだったのが、ほぼ号泣状態での歌唱。
「あのね」「あのね」と二回繰り返す部分が橘さんの勇気一歩分という感じがして好き。
・谷の底で咲く花は
本公演が初の出演となる白菊ほたるのソロ楽曲。
一日目では歌われず、二日目にして満を持しての歌唱となった。
楽曲はほたる本人を谷底に咲く毒の花、襲いくる不幸とその境遇を谷底と嵐に例えて展開していく。
触れれば他人を傷つける毒を持ったその花は、渡り鳥が告げる「谷底を飲み込む雷雲」の報を聞き、漸くここから開放されるのだと考える。
しかし嵐は花の命を奪ってはくれず、閉じた空を吹き飛ばし、谷の底に美しい世界を垣間見せる。
「嵐の夜に千切れ、生まれ変わって日向へ」という望みは叶うことはなかったけれど、谷底に一筋差しはじめた光に焦がれながら、「ここで咲く」という決意とともに曲は終わる。
天野聡美さんの、時に嵐と絶望、あるいは見えてしまった希望に足をくず落ちさせ、それでも再び立ち上がり涙ながらに歌う姿は、物語性の強い楽曲と相まって、演劇的な突き刺さる感動があった。
・キミのそばでずっと
セットリスト順でいくとまだ少し先のことになるのだが、この曲に関しては続けて述べてしまいたい。
ミスフォーチュンと銘打たれた茄子さんとほたるのユニットが歌うキミのそばでずっと。
改めてこの二人と照らし合わせて歌詞を聴くとそこはかとなくマッチする部分があり、2日目のソロ曲披露後の天野さんが歌の途中で感極まってしまい喉を詰まらせたところに森下さんがフォローに入る場面、その場面を受けて終演の挨拶の際に「茄子さんは泣かないだろうと思ったので堪えた」というエピソードも非常にエモーショナルだった。
以上2曲を受けてのライブ終演後、ほたるPたちが一様に見せる誇らしげな表情を君は見ただろうか。
さもありなん。彼ら彼女らが「覚えたか、あれこそが我が担当なのだ」と胸を張るに相応しい初舞台だった。
・追い風Running
オハヨッ!!!!!!!!!
曲が終わった後にいつも口の動きだけで何かを言うので見逃すまいぞと思ってモニターを見ていたら、指でハートを描いてから投げチッスとかするものだがら、モニターから光が逆流してうわあああってなった。
・TAKAMARI☆CLIMAXXX!!!!!→SUN♡FLOWER→秋めいてDing Dong Dang→Orange Sapphire→サマカニ!→LOVE & PEACH→無重力シャトル
何故平日の夜にこの寿司焼肉唐揚げラーメンステーキアイスクリームプリン定食みたいな死のセットリストの企画が通ってしまったのかがコミカルポップス最大の謎であり、楽しさと引き換えに1秒も休む暇がなかった。曲が変わって次のイントロが流れるたびに「なァ~るほど~!」ってなってた。
・M@GIC☆
好きすぎて逆に言葉が出てこない。
本当はまだまだ言いたいことばかりなんだけども、これ以上長引かせると投げる未来がありありと見えるので締めてしまう。
本来ただただ「良かった」の一言で済むものなのだから、あんまりダラダラ書くのもよくないですね。
おわり。