THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE FLY TO THE SHINY SKY

 シャニマス1stである。

 

 去る3月の9日10日、2days3公演にて行われた、シャニマスことアイドルマスターシャイニーカラーズの1stライブ、その千秋楽である10日夜公演のLVに参加してきたので、雑に感想を書いていきたいと思う。

 

 例によってネタバレの類に関しては配慮をしていないので留意されたし。

 

 シャニマスさんに関しては、正直なところを申し上げるとゲームのプレイもそこそこであり、中の人のことも、なんならキャラクターのこともそう詳しくは存じ上げない完全なにわか状態であり、なんだか申し訳ない気分での参加だったのだが、なぁに楽しむ気持ちだけは一人前持ってきたぜというテンションで、LV会場である新宿はEJアニメシアターに乗り込んでいったのだった。

 

 同行した友人に「今日はね、担当を決めにここに来たんですよ」などと半可通丸出しに嘯きながら開演を待っていると、程なくしてスクリーンに映るは現場である舞浜アンフィシアターの映像。

 ハコの小ささに正比例したステージと客席の近さは映像で見ても一目瞭然であり、一切の誇張なく”選ばれし者”である現地プロデューサーたちの熱がこちらまで伝わってくるようだった。

 ライブの開幕を知らせるように会場に流れるBGMが小さくなっていくと、スクリーンに一つの影が。

 物語の舞台である283プロダクションの社長である天井努氏である。

 抜群にいい声で挨拶を済ませると、事務員である七草はづきさんが前説を行い、ライブが始まった。

 曲やアイドルにそこまで詳しくないので、ここからはユニットごとの雑感を述べていくものとする。

 

 イルミネーションスターズ。

 いわゆる主役ユニットのユニットカラーが淡い黄色であることを少々不思議に感じていたが、なるほど、光の色なのだとしっくり来るものがあった。

 まあユニット名と照らしてみればすぐわかることなのであるが、キラキラと実感を伴って理解できた。

 最後の挨拶でほとんどのメンバーが感極まる中、イルミネーションスターズの3人は比較的感情を制御できていて感心した。

 センターの子めっちょ若いのにほんとすごいな……。

 

 アンティーカはかっこいい。(語彙力の消失)

 CDで曲を聴いた時点でもうかっこよかったのだが、視覚情報がくわわることによるこのスタイリッシュさときたらどうだ。

 全体的に言えることであるが、1stライブであるので多少歌やダンスにぎこちない一瞬が見られるものの、導くもののそう多くない、全員が初めてであるという状況でこの熱狂はすごい。三峰ちゃんの人の声がなんとなく強く印象に残った。

 現地では必ずやウルトラオレンジが猛烈な勢いで回転していることだろうと思っていたが、映像で確認できる限りでは見当たらなかったし、現地の感想を聞いても存在しなかったようだ。すごい。えらい。

 

 放課後クライマックスガールズの輝きは、文字に起こしてしまえば陳腐になるが、まさしく青春の輝きである。

 底抜けに明るい曲調に、オレンジ色に染まる視界。圧倒的な”陽”が支配するステージに、なお胸が締め付けられる切なさがあるのは、きっと僕にとってその光は、二度と戻らない「あの頃」への郷愁であるからだ。

 そして何より、太陽キッスの落ちサビにアップで抜かれた河野ひよりさんの見せた表情を、きみは、見ただろうか?

 放課後クライマックスガールズの燃える口づけを受けて、人ではいられなくなったのだ。

 

 アルストロメリアは、花だった。

 そりゃ当たり前だよという話であるが、アルストロメリアという花の名前を冠したユニットに僕が感じたイメージもまた、「花のような」という印象だったということなんですよ!(台パン)

 もう散々言われていることなんであるが、甜花ちゃんが一人で歌ってるときに後ろで千雪さんがハラハラと見守っているのが微笑ましかった。LV会場でもちょっと笑いが起きてた。

 とにかく曲が好きで、でぇへへ~!ってなりながら聴いてました。とろけてしまう。

 

 まだ曲数が少ないがゆえの、笑いあり涙あり朗読劇のコーナーなども充実していたが、これは間違いなくゲームのネタだろうなという話題も数多くあり、すべてが理解できず惜しい思いをしたので、落ち着いたらゲームは始めてみようとおもう。

 ちゃんとゲームを遊んでいる人にご褒美があるのは好ましい。

 

 最後には新曲や新ユニット、次のイベントなども発表され、まさに出し惜しみなし、今できること全てを盛り込んだ大満足のイベントでした。

 再び出てきた実にいい声の社長に褒められ、ほくほく顔で外に出たのでした。

 後日ゲームをプレイし、ライブをみた社長が泣いていたというのも、ゲームのネタだったのだとわかるようになりました。一歩成長。

 

 おわり。

TOKYO MYSTERY CIRCUS 「アイドルマスターシンデレラガールズ 突破せよっ♪難関オーディション」

 

  難関オーディションである。

 

  新宿はトーキョーミステリーサーカスにて開催中の、「アイドルマスターシンデレラガールズ 突破せよっ♪難関オーディション」(以下オーディション)に参加してきたので、その感想について雑に書いていきたいと思う。

 

 

  いつもはネタバレに一切配慮をしないスタイルでおこなっているが、今回はイベントの特性上、謎や核心に迫るネタバレは抑える方向でいきたいと思う。しかしなにせ配慮というものをし慣れていないため、うっかり口を滑らせてしまうこともないとは言い切れない。

  この催しに対する1ミクロンものネタバレも受けたくないという方は、お読みいただかない方がいいと思います。

 

 

  この「オーディション」は、シンデレラガールズに存在する3つの属性のユニット、ピンクチェックスクール、トライアドプリムス、ポジティブパッションの3つのユニットから一つを選び、新宿の街を歩き、かかるハプニングをちぎっては投げ、彼女たちのアピールポイントをしたためたエントリーシートの空白を埋めながら音楽番組のオーディション合格を目指す、所謂リアル脱出ゲーム、である。らしい。(初体験なので全てのリアル脱出ゲームがこのようであるのかはわからなかった)

  僕は悩んだ末にポジティブパッションを選択した。

  この3つのユニットの中には僕の担当アイドルは参加しておらず、するとこの中で一番好きなのが日野茜ちゃんだからである。かわいい。

  受付の段階から僕らはお客さんではなく、プロデューサーであるというロールプレイが始まり、主催者さん側からの扱いもそのようになるのが面白い。

  おなじみ千川ちひろさんとLINEで連絡を取り合い、時にはアイドル達と電話で通話し、地図とにらめっこし、クソダサアイテムを自作し、描けもしない絵を描かされ、トレーナーさんにドヤされ、SNSの写真からヒントを割り出し、なぜか自分で作ったはずのパスワードを忘れたりしながら少しずつオーディションの準備を進めていくのは、疲れるながらとても充実した時間だった。

  僕の要領の悪いせいで特別時間が掛かったのだと思うが、結局都合3時間半ほどに渡るオーディションに合格した最後に流れる映像とともに歌われる情熱ファンファンファーレの振りや歌詞には、いままで何度も見、また聴いてきたそれに今日1日の思い出が乗り一層味わい深く感じられたし、きっと今後この曲がライブなどで歌われる度に、新宿の寒空を歩いたこの日を遠く思い出すのではないかと思う。(まあしばらくはスバイスパラダイスになるだろうが)

  各属性を代表するユニット、その一曲目が「彼女たちの曲」だけではなく「おれ達の曲」になる「突破せよっ♪難関オーディション」。遊べる場所は限られているものの、担当Pのみならず多くのPにオススメしたい。

 

おわり。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!  ナゴヤドームDAY 1 DAY2

 

 シンデレラガールズ6thである。

 デレ6thに参加した同僚の皆様、お疲れ様でございました。

 シンデレラガールズ6thライブのクライマックスを飾るナゴヤドーム公演に、一日目はLVで、二日目は現地にて参加してきたので、思ったことや単純に何があったのかを雑に書いていきたい。 

 

 例によってネタバレには配慮していないので留意されたし。

 

 今までめったに遠征に出かけることはなかったのですが、最近現地で遠征してきている熱き同僚の方々とお話させて頂く機会が多くあり、彼らにあって僕にないものはなんだろうと考え、まあ実際のとこお金なんかみんなないに決まっているので(暴論)あとは勇気だけだろうという009マインドになり、いろいろあって名古屋遠征に踏み切ったのでした。

 例によって両日ともに終演後に爆睡してしまったのと、現在モバマスで開催中のアイプロを頑張ってるので時間が惜しいということもあり(本当にヤバいのです)、今回は(全部よかったというのを前提においての)今思い出せる特に衝撃を受けた曲のみの感想を述べていくという輪をかけて省エネタイプの雑記でいきたいと思う。

 

 こいつこうやってこのままどんどん手抜きしてって最終的には書かなくなるパターンだぞ。

 

・1日目

 ・祈りの花

 本物なんだよな……。

 個別衣装の破壊力を存分に味わえた一曲。

 

 ・さよならアンドロメダ

 みんな大好きさよならアンドロメダ

 出てきた瞬間の感想は「人が多い?」で、静かな出だしとサビでのハモリが美しい曲なので少し戸惑ったのだけれど歌い始まってみるとなかなかどうして。

 軍曹がやっているきれいな高音はねこさんが肩代わりしてくれた感。

 やっぱりりんののの存在感が際立っていたので、いつかオリメンで聴いてみたいですね。

 

  ・ガールズ・イン・ザ・フロンティア

 攻撃力順にソートしておすすめ編成ボタンを押したら完成しました的なメンバー。

 まつえりさんの音程無視の叫ぶ「拓け」が良かったなんてことは今さら僕が言わんでもみんな言ってることなんだが、かといってそれが僕が言わない理由にはならないのだ。とても良かった。

 

 ・AnemoneStar

 そのガルフロのテンションを全く落とさないのがさすがの渋谷さんだ。

 でもほんと毎度ハネモネスターさんの転調が頭にチラついてしまうのは罪深いと思うよ!

 

 ・Love∞Destiny

 毎度のことながら勉強不足でオリメンが揃っていることを知らなかったので、前奏の間に「あれ実際誰が歌ってたっけ……」ってなって歌が始まる直前に「全員じゃん!!!」ってなった。

 

 ・∀NSWER

 もうほんとさんざっぱら言われていることではあるんだけど、バックステージから花道を独り歩くあしゃいしゃんのカッコ良さよ。そしてその良さも左右をトロッコに乗って同じ速さで進む二人あってのことで、その三人が曲中にお互いの姿を確かめたりしないのが最高にインディヴィジュアルズなんですよ!(早口台パン)

  客席に向かってファンサなどをしないことが逆にファンサなんだ。

 今回イチ「よくぞこのステージ構成にしてくれた」と思った曲で、今後同じ曲でいったいどうやってこの演出を超えてくれるんだろうかと楽しみになる歌でした。

 

 ・Trinity Field

 全体曲を除いたトリの位置に配置されたことからも、一日目最大の目玉曲であることが窺い知れるTF。

 LVで観ていて、まるでカードイラストの再現のような図や、背中合わせで立ち、三角形を描くライトに照らされるセンタ―ステージに立つ3人を真上から映すカメラワークなど、気合の入りようもひと際であったし、その演出に相応しいパフォーマンスと盛り上がりだったと思う。

 

  ・お願い!シンデレラ

  自由にわちゃわちゃするパートで、森久保が正拳突きを放ち、中野さんがそれをみてモジモジするという入れ替わり現象が起きており、その動作を二度ほど繰り返したのち、森久保の方から中野さんの頭を撫でようと手を伸ばしたところで映像が別の視点になってしまった。

  どうしてあと3秒見せてくれなかったんですか。どうして。

 

  ・発表について

  森久保ちゃんと佐藤さんと白菊さんのPさん、本当に本当におめでとうございます。

 

  ・2日目

 

 ・Snow Wings

 なんかオリメンという概念の存在しない全体曲的ポジションに収まった感のあるSnow Wingsであるが、冬がテーマである今日この日に歌唱メンバーが揃うことだけは知っており、このことになんらかの意味がないはずがないと思っていたので、ジョニスタからの開幕一発目にきた時はありがとう以外に言葉が出てこなかった。

 

  ・追い風Running

  本物なんだよな…………。

  アガりすぎて始まったばかりなのにみんな「オハヨ!!!!!」の声が出すぎていた。

  個別衣装の破壊力が以下略。

 

 ・きらりんロボのテーマ

 グラッシーハルナが出てきた瞬間にこれから起こる事態を予期した喜びでちょっと体が震えた。

 プリキュア的にみんなパワー送ってたけど、あいつも侵略者だからな!

 

 ・Nation Blue

 サイバーグラスだ!!

 ひいては背後に控えるブルーナポレオンまでが透けて見えるこのチョイス

 まあブルーナポレオンによるネイションブルーは過去に一回メドレーでやってはいるのですが、その当時にはいなかった荒木先生が、改めて上条さんと共に、メラドでは飛鳥と奏のオントロジーやなつきちと美玲のロキエモが披露されたような、意外な組み合わせが、曲持ちかつ全員が揃っているユニットおよびその構成員のソロラッシュのコーナーの真ん中に放り込まれてあれだけ盛り上げるという事実のなんと素晴らしいことだろう。

 

 ・Neo Beautiful Pain

 階段からいったー!

 5th時に圧巻のパフォーマンスを見せておきながらコメントした「完成していない」という言葉に一切の嘘がなかったことを証明するかのような、最高が鎬を削りあった6th最後のソロを飾るに相応しい迫力でした。

 

 ・流れ星キセキ

 TFの後に流れ星キセキの前奏が流れた時点でもうだいぶ泣きそうだったんだけど、曲順もあって「流れ星を探そうよ」で背中を向けた三人が別々の方を指差し、やがて三人が向かい合い同じ星を指差すフリが強烈に作用して大いに涙腺を刺激された。

 この時点でペンライトを振りながら、ここはきっとこのライブ一番の感動ポイントだぞって思っていました。

 

 ・Always

 からのNGsAlways。

 殺す気か!?って思ってたらサビで全員出てきてもうおっさんなのにボロボロ泣きました。ひどい。

 昨日だったら立っていられなかったので良かったという思いと、やっぱり担当のAlwaysは聴きたかったという気持ちでゴチャゴチャになったんでとりあえず地蔵スタイルで聴いてました。

 一刻も早く全員分のソロを出してください。

 もしくはデレステにフルで入れて、ミリシタさんみたいに最後の「私を選んでくれて」のとこだけセンターに選んだ子が一人で歌うやつください。急いで……。

  いややっぱ全員に声つくまで待つ……。

 

 とりあえずはこんなところで……他にも思い入れのある曲ばかりなので、気が向いたら書き足すかもしれないし足さないかもしれない。(足さないフラグ)

 おわり。

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!  メットライフドームDAY 1 DAY2

 

 シンデレラガールズ6thである。

 デレ6thに参加した同僚の皆様、お疲れ様でございました。

 今回決して安くない年会費をとるだけあるアソビストア先行が火を噴き、幸いにして両日ともの現地参加と相成ったので、ライブの興奮冷めやらぬ中ではあるが、忘れぬうちに思ったことや単純に何があったのかをいつもの通り雑に記していきたい。

 

 

 例によってネタバレの類には一切の配慮を行っていないので注意されたし。

 

 

 5thライブが全国ツアーであり、2週おきほどで長期間行われたものだったため、幾分久しぶりに感じられるナンバリングライブ。

 間にしんげき2期やシーズンズが挟まり、その間にもデレステのユニット曲もソロの二曲目も順調(?)に増えていったので、未歌唱の楽曲が潤沢に過ぎるほどあり、長らく歌われていないがそろそろもう一度聴きたい曲なども目白押しの現状。

 たった都合四日間のライブでこれらの楽曲をどう捌いていくのか、メンバーからセットリストをああでもないこうでもないと想像する楽しみは、正しくライブの醍醐味の一つではあるが、今回のコンセプトはメリーゴーラウンドの名が示すとおりに「遊園地」であるという。

 で、あるならば、こちらもジェットコースターに身を任せるが如く、ただただ流れに翻弄されるを楽しむのが粋というものではなかろうか?

 と、いうわけでセットリストどころか、なんなら誰が出演するのかも曖昧なまま現地に向かった。

 これはどの曲が来ようと対応できる程度には聴いてきたし、誰が来ようと楽しむという矜持の顕れというもので、断じて忙しかったのでそこまで考えるのが億劫だったとかそういうのではない。ない。

 

 会場に入ってまず驚いたのがセットの豪華さであり、完全にもう……何コレ?

 しかし見た目がすごいだけでなく、変形合体機能があって腰を抜かすことをこの時の僕は知る由もなかったのだ、

 呼べど呼べど終わらない協賛企業の多さにそりゃあこんな遊園地も建つわけですねとなる。

 と、いうわけで曲ごとに感想を書いていこうかと思っていたのだが、一日目は多幸感のまま眠りについてしまったので正直思い出しながら一曲一曲を振り返るのは正直しんどい。

 特に印象に残った大人数で歌われた数曲のものに抑え、あとは覚えている限りでキャストごとの感想を雑に述べていきたいと思う。

  

 ・Starry-Go-Round

 なにに驚いたかって、この曲が始まったときにステージの両端が分離して動き出し、馬車と化したことに驚いた。

 アリーナに降りる際になんか足元にレールがあるなァと思っていて、まあそこで気づけという話なのだが「そこ取れんの……?」と呟いてしまった。

 デレステのイベントで聴いた際にはあまりピンときていなかったのだが、実際「回る回るメリーゴーランド」という歌詞とともに、光の海の中をアイドルを大勢乗せた絢爛豪華なトロッコが目の前を通過していく光景に、陳腐な表現だが心を奪われてしまった。

 現在「からくりサーカス」が絶賛アニメ放映中の藤田和日郎先生の描いた読み切りに、重病に冒された少女が、命尽きるまえに昔絵本で読んだメリーゴーランドを一目見るために病院を抜け出すというまあいわゆるノッキンオンヘブンズドア的な短編があり、ネタバレすると最終的にその少女の「メリーゴーランドを見る」という夢は叶うのだが、その際に少女がメリーゴーランドの放つ光を瞳に映しながら最高の笑顔を見せるシーンがあり、もしか僕が可憐な少女だったらばそのような表情になっていたのだと思うのだが、現実って厳しいな。

 

 ・Wonder goes on!!

 たとえ神も仏もいなかったとしても、アスタリスクwithなつななは居る。

 バックステージからアスタリスクが、メインステージからなつななが歌いながら歩み寄ってゆき、センターステージで合流するという実に美しい構成だったのだが、その際になつなながハグをしていたりみくりーなが手を繋いだりしており、実に”良さ”があった。

 アニメシンデレラガールズ後期OPアニメは、シンデレラプロジェクトの面々がユニットごとに手を繋ぎながら走っていく映像が流れるのだが、アスタリスクの二人だけは手を繋がずに走っている。僕はこれを見て「おいわかるかシャバ僧ども、”これ”が”アスタリスク”だ。”二人三脚じゃ出せない速度”だ」と悦に入っていたのだが、いますぐタイムマシンに乗り込み旋風剛拳でなぎ倒しにいきたい。

 アスタリスクが手を繋いだとして、なんらその光が損なわれることはない。

 手を繋がないアスタリスクも良い。だが手を繋ぐアスタリスクもまた良いのだ。

 

 ・Tulip

 全員でメインステージから始まり、各々の速度でセンタ―ステージへ悠然と歩を進めていく5人の無敵感がすごかった。デルザー軍団かLiPPSかといった実力者感。

 Mでも幕張のムーンナイトのせいにしてでこんな感じの画を見た気がする(追記・DRAMATIC NONFICTIONでしたね)ので、ミリオンでも4 Luxuryあたりでやってほしいですね。

 一日目の炎陣がバックステージで歌い終え、はー最高だな……と思った直後にTulipのイントロが流れてメインステージへ振り向く間のこの気持ちをなんと文字に起こしたらいいだろう。

 

 もうなんだかんだ無限に書いてしまう気がするので、そろそろキャストごとの雑感に移りたいと思う。順番はライブ公式サイトの各日出演者一覧順。敬称は略することを予めご了承いただきたい。ギアをあげていくぞ!

 

 ・大橋彩香

 アブソリュートナインの前奏の音が一瞬途切れるタイミングでニュージェネの姿が見えた時の会場が息を呑む感じに鳥肌が立ったが、もしかしたら会場の気温が低かったせいもあるかもしれない、GOINの「同じ夢奏でよう」はもう卯月の声でないとちょっと落ち着かないみたいなところある。

 フレ猫への雑対応が非常によかった。

 

 ・福原綾香

  まさかの薄紅参加、薄紅自体は5thツアー中に幾度となく見たので今回はこんちきちんでいいんじゃないんですか!?と思ったけれど、これによって新鮮みが生まれて飽きなく聴けた。

 

 ・原紗友里

 2日目頭のステップでいい感じにテンションが上がった。未央はトップバッターが似合いますね。あと今回の髪型すき。

 

 ・相原ことみ

 歌がうますぎる……。キャラの性格と裏腹に非常に落ち着く声質。普段はハスキーボイスなのに高音がぶれなくておかしくなっちゃうよ。

 

 ・飯田友子

 スタイルよ…………。こんな衣装許されていいの??って思いながら見てました。

 大勢でワチャワチャしてるシーンでも注目してみてると一挙手一投足がイケメンで抜かりない、すごい。

 

 ・桜咲千依

 繰り出すネコパンチには「可愛くなくちゃ許せないんだもん」と嘯く前川さんもニッコリだし、僕らも思わずニッコリ。

 それでいてUDRやBFでは痺れる格好の良さ。静と動が同居する。可愛いままでカッコよさも出せてしまう二面性が小梅さんなんだよな。二面が同時に見えてる場合も二面性って言うの?

 

 ・金子真由美

 2日ともVirgin Loveの際に馬車で回ってくるサイドにいてマジマジ見れた。

 ラストで指差しあうのくぅ~!ってなりますね。

 

 ・高野麻美

 ただ事でない可愛さだった。えっウソ?マジで?前川さん許していいんすか?あいつ多分猫やめないっすよ。

 クレイジークレイジーも、相原さんに比べると若干苦し気に歌っていたのだが、それが逆に情感のこもり具合に繋がっていたように思う。好感度の上がり幅で言えば今回のキャスト中最大です。

 

 ・立花理香

 MCがないと全く様子のおかしくない美人なんだ……。

 美に入り彩を穿つの完成度もSS3Aより上がっていて最高だったな……って思いながら終演後にツイッター見に行ったら平常運転だった。

 

 ・花守ゆみり

 しゅがみんは進み続ける。一日目二日目ともに凸凹スピードスターでトラブルらしきシーンがあったが、いずれも気合でどうにかしてたのが印象的だった。

 

 ・原優子

 サ…”サバイ”よ!”拓海”サンの炎の華!

 ”シーディー”聴いた時点でぜってェ!って思ってたんだけど実際のとこかなり”上等”でした。

 何言ってるのかわからねーと思うが僕もよくわからんくなってきたし、たぶんぜってェの使い方も間違ってる。

 要はすごくよかったということです。コールが低音で違和感ない曲は迷いなく乗っかりやすくて勢いがつく。

 

 ・三宅麻理恵

 メルヘンデビューのイントロが聞こえた瞬間に心に火が灯るのを確かに感じた。

 凸凹スピードスターも全力だったんだけど、やっぱり原点に立ち戻るのも大切ですね。

 「1!」躓きからの「2!」クラウチングスタートからの「ななー!」全力疾走のやつ誰が考えたの……飯奢らせて……なんでおれじゃないの……

  言いたいことは山ほどあるのだけど、今年の目標は「空気を読む」なんでやめます。達成できてないんで多分来年もです。

 

 ・安野希世乃

 2日目最終ブロックはオレンジのやつ折っても折っても足りないみたいな宣言があったのに、その時点でもう2本しか残ってなかったんで大切にいこうと思ってたけどまあロキエモで全部使っちゃったよね。

 

 ・ルゥ・ティン

 絶対おれに投げキッスした。(狂人の目)

 

 ・青木瑠璃子

 手足がびっくりするほど長いので場に置いとくだけで存在感がすごい。4th時にはなかった王冠が頭にちょん乗っかっててぱーちーろっくあんせむじゃんってなった。

 

 ・大坪由佳

 いや、確かにHARURUNRUNにも出てたし桜の風にもいたんだけども、さて大坪社長のことを思い出そうと思うと……なんか芋のおかしですね。

 案の定次の日売り切れたそうです。

 

 ・木村珠莉

 オゥブルゥミンスタァの歌い方が好きすぎる。髪もまっ金に染めての参加に気合のほどが伺えるし、その気合に見合うだけのパフォーマンスだった。

 個人的には一日目で一番キャストとキャラの距離が近かったと思う。

 

 ・高森奈津美

 いつも最高。

 にゃんスぺの感想聞きたかった……後日冷静になってからじゃなくて、現場のテンションで言わなくていいことまで言っちゃいそうな当日に聞きたかった……ただこれに関しては正直にゃんスぺに限った話でなく全員全曲に対して思っている。

 

 ・伊達朱里沙

 DOKIDOKIの時にでかいハリセン持ってた……くらいの印象しかなかったのが申し訳ないところ。

  しかし僕ははおでこが出ている女性が比較的好みだ。(いらない情報)

 

 ・千菅春香

  歌がうますぎる・・・・・・。力と技のダブルタイフーンなんだよな・・・・・・。

 ONE LIFEは、僕の見ていた位置からだとセンターステージに来た際に激しめの逆光の中で歌う格好になり、ロックがまだ死んではいないということを確信できた。

 

 ・東山奈央

 Dreaming of you……。凄良…………。

 

 ・藤本彩花

 全体曲で動きが大きくて目立っていたように思う。

 声もよく通るので存在感あった。

 

 ・村中知

 おそらく秋の日であろうナゴド一日目にいないのが辛くて仕方ない。

 

 ・杜野まこ

 一日目のヒーロー。始球式で大暴投して全く意に介さず開始を宣言

 最初に一等賞がきたのでぐああ二曲目聴きたかったなー!っておもってたら

 Dreaming of youの余韻ではぁ~!ってなってるところにあの短いイントロが挟まれてよく声が出たと自分をほめてやりたいです。でもみんな声出てた。さすがだ。

 

 ・山下七海

 Starry-Go-Roundに度肝を抜かれたあとのカチピュイで瞬間、会場が爆発したかのような衝撃がすごかった。

 相変わらず最の高に楽しかったんだけれど、れでぃおはっぴーのダンスはあれな!ちょっと角度限定みたいなとこあるな!(開幕のロールダンスを横から見ながら)

 

 ・青木志貴

 オントロジーがトロッコ曲だったのに驚いた。

 サビの時のふにゃふにゃしながら拳を突き上げるフリ(言い方)すき。 

 

 ・朝井彩加

  おへそが出ていらっしゃった…………。

 

 ・五十嵐裕美

 最初の「今日は働きまーす!」は、からの~?みたいな心持ちでいたけど、マジで働きまくっていたので特にオチはなく本当に働く気だったらしい。 

 

 ・今井麻夏

 相変わらずダンスがキレキレ。

 ドレミファクトリーが早すぎる!と思ったけど、ライブの進行で朝昼夕夜とブロックを分けていたので、U149のメンバーは早いうちに出番が来て、夕以降のブロックには登場しないのだという話を聞いてなるほどなー!ってなった。

 

 ・上坂すみれ

 もうさんざっぱら言われているのだけど、ゆーあーすたーしゃいのみーの星座が浮かび上がるのが、だいぶ暗く肌寒くなってきた会場と相まって、雰囲気が出た。ここだけ冬だった。

 こっからはジェットコースターだぜ!と言われた直後のこれだったのでウソじゃん!って思ったけど、よく考えてみたらジェットコースターは最初ゆっくり上るんだよな。

 

 ・黒沢ともよ

 天才なんですよ。(口癖のように言う)

 わたぐもの「それでもいいと思うの」の時のちょっと駆け出す仕草とか、言わずもがな最後のひとことに込められた情感よ。

 本来歌中にないセリフがライブで追加されて、直後あんなに静まり返ることある!?

 本当に良かった。

 

 ・小市真琴

 なーーーつーーーだーーーー!!!

 めっちゃこ元気でした。100年ぶりくらいにカズダンスを見て感動した。

 

 ・佐藤亜美菜

 もうあっちゃこっちゃで語られているのだけど、in factの照明の妙と会場の広さが視覚的にも音の反響的にも逆に孤独を引き立てる演出と、回を増すごとに上がるばかりの表現力が融合して、ライブ後のツイッタートレンド1位もむべなるかなという完成度……。ついさっきまでフレ猫に魅了されていたのと同じ会場なのか……?

 

 ・洲崎綾

 からのVoyage。聞かせる曲調ではあるのだけど、こちらは希望にベクトルが向いているので聴後感(って言葉あるのか?)が実にさわやか。

 

 ・新田ひより

 衣装がものすご可愛かった。 

 

 ・春瀬なつみ

 どうしてこんなにかわいいのかよ……。

 回を経るごとに幼くなってきているような気すらする。

 

 以上36名?

 毎回書き始めてからどうして書き始めてしまったんだろうみたいな気持ちになる。

 まあ長々と書いたわりに結論らしい結論もないけれど、結局ひとことでいうなら超たのしかったということです。

 

 おわり。

THE IDOLM@STER THE@TER BOOST 01 ビッグバンズバリボー!!!!! 発売記念イベント 1部

 ミリオンのリリイベである。

 ビッグバンズバリボーのリリイベに参加された同僚の皆様、お疲れ様でございます。

  毎度といえば毎度なのだが、ミリオンのTB01のリリイベに参加してきたので、思ったことや単純に何があったのかを雑に書いていきたい。なんか他のこと書かないんですかね。

 

 例によってネタバレの類には一切配慮していないので留意されたし。

 

 担当の初センター曲ということもあり、投票もけっこうそれなりにがんばったのでこれはどうあっても行かなければと思っていたのだけど、無事当選することができた。

 場所はいくつかローテーションするリリイベ会場の中でも個人的には一番アクセスの良い新宿のやつである。うれしい。

 700人中よんひゃくななじゅう何番という前回に比べるとだいぶマシにしろまあおそらく見え感はあんまり変わらない位置だろう数字だったのだけど、どうしてもここに来たかったけど来れなかった同僚の方々が一体何人いるんだろうということに思いを馳せたらば、席次に文句の出ようはずもない。

 今回は見えやすさよりも正面をとろうと決めていたので適当に通路沿いに位置取ったところ、上手い具合にステージの真ん中がはっきり見える角度でちょっと神の存在を感じた。

 しばらくすると、まずはおなじみのえいちPが登壇し、グッズの売れ行きの話、台風とそれのもたらす暑さの話、見えにくくても隣の人のトスを用いて跳躍してはいけない話などを行い去っていった。

 果たしてキャストの方々が登場してくる。

 しゃまがセンターにして司会進行である事実に改めて喜びもひとしおというものである。 

 

 最初のコーナーはビッグバンバリボーのウラ話的なコーナー。

 「正直(いろいろ重なっていた時期なので)よく覚えていない」という感じで始まったコーナーであったが、「海美はアレでいて(自分を指差しながら)演技派」「CDドラマ収録の時はスケジュールの関係で奈緒だけが別撮りであり、みんなで食べようと思ってお菓子を買ってスタジオにやってきたゆいトンが呆然とした」「残り4人はゆいトンがいなくて寂しかったが、ゆきよのクイーンのモノマネでしのいだ」といった収録裏話が出てきた。

 続いてのコーナーは……コーナーは……コーナー名を失念したのだが、くじ引きで一人主役を選んで、そのキャラが主役のスピンオフストーリーをアドリブで作ろうという所謂リレー方式の大喜利コーナーであり、うえしゃまも「これやりたくないなぁ〜!」とすごく正直に仰っていた。

 くじ引きの結果主人公は紗代子。

 ルールは、箱から引かれた「殺し屋」「暴飲暴食」「化け猫」というワードを5人のうちのいずれかが一度は使用すること。

 順番はミリオンじゃんけんにより決定された。

 ミリオンじゃんけんとは、チョキをピストル型にするだけの普通のじゃんけんである。

 順番はなぜかじゃんけんに勝った方からしんどいポジションを押し付けられるという鬼畜ムーブの結果「最初と最後だけは嫌だ」と言っていたゆいトンが一番。それに同意していたしゃまがトリという美味しい結果に収まり、真ん中をすーじーさん、べいせん、ゆきよさんの順で固めることになった。内容は以下に要約する。

 

高山紗代子は実は殺し屋でした」

「紗代子は、超ビーチバレーの選手をやる傍ら殺し屋をする生活に疲れ……(溜め)……化け猫を飼うことにしました」

「化け猫の正体は実は高坂海美でした」

「紗代子は化け猫を自分の得意の殺害方法である暴飲暴食をさせるやり方で始末することにしました」

「しかし海美は黙ってやられるはずもなく……暴飲暴食を逆に利用して……紗代子を逆に食べちゃった」

「ちゃんちゃん」

「ちょっと待って……主人公紗代子だよね?」

「海美には勝てない」

 

 そういうことになった。

 

 「とんだ茶番でしたが」と前置きして、今度はちゃんとこの日のために書き下ろされた、超ビーチバレーの後日談の朗読劇が行われた。

 まあざっくりいうと超バレーボールチームが超スイカ割りをした結果女子力焼きそば改によって全滅する話でした。何を言ってるのかわからねーと思うが僕もわからん。

 高坂選手全く反省していない……。

 紗代子お姉ちゃんがボール打つときの海美ちゃんの冷たい演技がとても良かったですね。

 

 続いてはライブコーナー。

 表題曲でもあるビッグバンズバリボーから。

「大胆不敵に!」

「ビッ!バン!バリ!ボー!」

 今日はこれだけやりに来ました。

 ゲーム中であればスペシャルアピールが発動する瞬間に、ハッとなり思わず天を仰いだのだけれど、さすがに飛んではいなかったよね。

  最後のDIAMOND DAYSは、みんなで勝ち取ったものの成果をただ噛み締めて、地蔵気味にずっとステージの真ん中を見てました。

 俺は忘れないからな!(赤羽根声)

 以前に行ったTGやMSのリリイベはCD二枚単位で一つのイベントが行われていたので、それらと比べてCD一枚単位のイベントであり、オリジナル曲も1曲しかない今回は明らかに曲目が足りないので一体どうなるのだろうと思っていたのだけど、大喜利あり生朗読ありと歌以外の楽しみが詰まった満足度高めのリリイベでした。

 

 おわり。

THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆2nd SEASON 9/23 3部

  MRである。

 前回のファーストシーズンの時は友人に僕の担当の響の公演に付き合って頂いたので、今回は美希と律子Pの友人の希望で律子さんの公演の最終日最終回。千秋楽に馳せ参じてきたので思ったことや単純になにがあったのかを雑に書いていきたい。

 

 例によってネタバレの類には一切配慮していないので注意されたし。

 

 いつもの通り提供から小鳥さんの前説を経てステージが始まった。

 前半戦は、relationsやlittle match girl、9:02PMなど、レストランのメニュー見て「値段の高い順にもってこい!」みたいなセットリスト。(語弊のある言い方)

 生っすかのCDに思い入れがありすぎてやよいと律子でハンバーガーが流れた瞬間に感動でちょっと仰け反ってしまった。

 一曲目の律子ソロはlivE。

 律子さんの曲といえば可愛い曲というイメージが強いのだけれど、強さと寂しさの歌でとてもよいですね。

  やはりダンサーさんが出てくると実在感が跳ね上がって見入ってしまう。

 ダンスのシンクロもばっちりなわけだけれども、舞台上にいるダンサーさんから同じ舞台の上にいて、後ろやあるいは横から律子さんはどう見えているんだろう、などと無粋なことを思ったりした。

 

 ソロが終わるとMCタイム。

 力の入った黒井社長のモノマネや先の公演で着想を得たという自らの強みであるメガネと、なんか弱点であるらしいスタイリッシュさを掛け合わせたスタイリッシュメガネポーズを3種披露される。

 どれもかわ……スタイリッシュでしたね。

 このポーズに合う決めセリフを座席ルーレットで指定された会場のPから募集する流れは、幸いにもかなりの強心臓の方に当たり、仕込みか??ってくらい完璧な感じに収まった。

 自分が当てられたらと想像するだけで気絶しそうですね。

 あんまりみんながかわいいかわいい言うものだから、最初はちゃんと照れていた律子さんも「次からかわいいって言われてもしりとりで返しますからね」とか言い出してしまう。

「カワイイ!」

「いか」

「カワイイ!」

「イルカ」

「カワイイ!」

「田舎」

 

 かわいい。

 というような茶番を挟みつつ、トークも締めに入るころ。

 

「先ほど強みの話がでましたが、アイドル秋月律子の最大の強みは、なんだかわかりますか?」

 

 メガネ、カワイイ、スタイリッシュと言った声を一通り受け流したあと一拍をおき

 

「それは」

 

「あなたですよ」

 

 …………

 うおぉーーーい!!

 やめろやめろーーーー!!!

 そういうの〜〜〜〜〜!!!

 

 えらいこっちゃと思って思わず周りを見回したらば、案の定死屍累々であった。

 むべなるかな。僕だって律子Pだったら耐えられなかったと思うよ。

 完全に限界ムードの漂う会場をよそに、後半戦が始まった。 

 

 後半はジブリ虹色ミラクルなどのアニメ一挙放送になぞらえたようなセトリ。

 頭空っぽでも勝手に体が動く曲ばかりのやさしさのセトリでしたね。

 ラストの曲は選んでもらった衣装(フォーエバースター)とお姫さまティアラを身につけての恋するミカタ。

 Sランクアイドルでした。

 

 MRのすごいところは、本当に中の人の匂いをさせないところで、曲中は当然のこと、MC中や最後の挨拶にいたるまで全編通してアイドルであるということは他のゲームやライブイベントにはない没入感、実在感である。

 声優さんも当然、アイドルとスタート地点から寄り添ってきた無二の相棒であるが、アイドルそのものから今までの道のりへの感謝と、その先への約束を述べられた最後の挨拶はまた別の趣があり、律子Pたちの果報に心温まらずにはいられないものだった。

 いつもの「アイマス」という言葉がアイドルの口からも我々の口からも発せられぬまま、いつまでも鳴り止まない拍手がその証左というべきものだろう。

 終わってみるとほんとMRの技術にももちろん改めて感動したんだけれど、内容もただただ愛に溢れた、愛しかない幸せな空間だった。

 その幸せな気持ちを持って帰路につけることのなんと幸せなことだろう。

 でももうちょっと近かったらもっといいなというのはさらに遠方から遥々お越しの同僚の方々にお叱りをうけるだろうから黙っておく。

 

 おわり。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS SS3A Live Sound Booth♪ DAY2

 SS3Aである。

 群馬県グリーンドーム前橋で行われたSS3Aに行ってきたので、思ったことや単純に何があったのかを書いていきたい。

 

 例によってネタバレに対する配慮がないので注意されたし。

 

 意外にもMCを極限まで削り、休憩もなしに歌を歌い続けるライブイベントだったので、とりあえず曲目とその雑感のみを書くことにする。

 あまりにも眠くてまともな文章が書けるわけもないのだけど、明日になったら忘れてしまうかもしれないので一通り書いて寝ることにする。

 

 1:とどけアイドル

 デレステのために作られた、しかし最近聴く機会のめっきり減ったこの曲がど頭にくることにより、このイベントはデレステのお祭りである感が強調され、よっしゃ祝おうぜという気持ちになった。

 一曲目はこれしかないというチョイス。

 

 2:S(mile)ING !-For Rin rearranged mix- 

 3:Twin☆くるっ★テール

  エモの二重の極みみたいなパートだったのだけど、会場の問題なのか僕の耳がおかしかったのか、この二曲だけ伴奏の聞こえがかなり悪くていまいち乗り切れなかった。

 もったいない。悲しい。

  

 4:shabon song-For SS3A rearange MIX- 

 神々の山領に挑む登山家の物語。

 高速シャボンソング的なアレンジで、山頂アタックは成功したのかしていないのか微妙なところ。抱き着いてはいた。

 

 5:Lunatic Show-For SS3A rearange MIX-

 音楽的素養が全くと言っていいほどないのでアレンジについてどうこういうことができないけど、これは原曲の雰囲気を残したかっこいい感じだった。

 カモンベイビーアメリカ。

 

 6:Virgin Love 

 開場前に「UO折るかどうかわかりませんわ」みたいなこと言ってたのに前奏きいた瞬間に折れてたよね。

 輩が絡むと即で楽しくなってしまっていけない。

 

 7:クレイジークレイジー

 おかしくなっちゃうよ。

 

 8:ゴキゲンParty Night-DANCE!!!!!!!!!!!!REMIX- 

 セクシーギルティと羽衣小町とりんちゃん。なぜかハブられた及川雫

 タイトルの通り曲中に「DANCE!!!!!!!!!!!!!」の掛け声が入るとダンサーさんがかっこよく踊ったりクラップが巧みに入るはちゃめちゃに楽しいオシャレアレンジであり、誰の仕業かと思ったらやっぱりイノタクだった。

 

 9:Nocturne-For SS3A rearange MIX- 

 シンデレラ屈指の盛り上げ曲から一転、しっとりとしたアレンジのかかったスローテンポのノクターン。これがまたハチャのメチャによかった。

 大人しめアイドルの二人が歌っていることも相まってここまでのセットリストで熱くなりすぎた心をほんのりととろかすような素敵な曲だった。

 これが下手したらこれっきりなのはもったいないな。

 

  10:楽園 

 エモスカウターが爆発した。

 今回のイベントで特に強く感じたのは、関裕美Pの行った努力が、関裕美=会沢沙耶から正しく還元されているということである。

 全く課税なく努力の分だけ報酬が返ってくる関Pは今、プロデュース活動が楽しくて仕方ないのではないかとちょっと羨ましく思いすらする。

 現在、界隈で最もデリケートな話題なのであまり触れはしないが、全てのPが自分の担当アイドルからこういった報酬を受け取れる時がくることを願ってやまない。

 

 11:銀のイルカと熱い風

 開場前に「UO折るかどうかわかりませんわ」みたいなこと言ってたのに前奏きいた瞬間に略。

 

 12:サマカニ!! 

 開場略。

 

 13:イリュージョニスタ! 

 昨日はBTSでジョニスタがなかったと聞いていたので、もしかしたら今日はあるんじゃないかと思っていたらあってうれしかった(子供の感想)

 もう一度確認する。これはデレステのイベントなのだ。

 

 14:Flip Flop-For SS3A rearange MIX- 

 荒木先生の高音出すときにちょっと裏声っぽくなるのめっちゃ好き・・・・・・・

 

 15:Near to You-PicoPico D'n'B MIX-

 タイトルの通りピコピコした感じ。NtY(とウィアフレ)にはすごくトロッコのイメージがあって、聴くと思わず後ろを振り向きたくなってしまう。

 

 16:ススメ☆オトメ~jewel parade~Blooming Floral Remix-

 初めて聴いた時からススメ☆オトメが好きすぎて仕方ないのでもうどの状態で聴いても嬉しい。聴くハッピーターン

 わかりあえる喜びが、いま勇気になるんですよ!最高!

 

 17:おんなの道は星の道

 圧ッッッ倒的!!!!

 世界が変わる。シンデレラに限らずアイマスってライブ中に名前を呼ぶときに、アイドルの名前じゃなくて声優さんの名前を呼ぶ傾向にあるのだけど、ここだけみんな「お嬢!」「お嬢ーッ!!」ってなってるのすげえいいなと思った。

 

 18:モーレツ★世直しギルティ

 何気に勢ぞろいは初のセクギル。100点満点です。前橋の平和は守られた。

 

 19:あいくるしい-For SS3A rearange MIX-

 本日誕生日コンビにしてワンステップス2/3のあいくるしい。よくないわけがない。

 すさまじく横に広いステージなのに、有効に使っていた曲があまりなくて残念だったけど、その点あいくるしいはえらい。ふたりの距離と中間の空白。

 エモいからえらいよ。

 

20:Last  Kiss

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 21:always

 地蔵率よ!

 気持ちはすごくわかる。僕だって担当がこれ歌ってたらライト振ってらんない。

 なんならもう誰が歌ってても泣けてくる。

 

 22:∀NSWER

 とてもとても最高だって思った時になんて言えばいいんだろう

 やっぱり最高だったの一言だよな。

 予告通り、三人揃って初めての「インディヴィジュアルズだッ!」の直後に良さで記憶が飛んだので実はよく覚えていない。

 

 23:美に入り彩を穿つ

 フルだけど歌い分けはデレステバージョン。

 早口気味の歌詞も最後の高音もばっちりで感動した。

 最初は両サイドで歌っていて、二人で中央による際にりっかさまが何かを拾うような仕草をしたように見えたがなんだったんだろう。気のせいかしら。

 

 24:Trust me

 ゴリゴリのかっこいいラップ曲。ウオオーって盛り上がったけど、冷静になると菜々さんもこれ歌うんだよな……大丈夫かな……ってなった。

 

 25:ガールズ・イン・ザ・フロンティア

 賛否両論のサビの入りの歓声は、個人的には若干否寄り。歌自体は好きです。

 次からは全体曲になって、イベントメンバーで聴けるのはきっとこれが最初で最後だろうからここで聴けてよかった。

 最高にクールな自分の足で歩けステップは唄ってる人じゃなくてダンサーの人がやってた。

 

 26:お願い!シンデレラ-JAZZrearrange MIX-

 自然に体も揺れる気持ちのいいおねシン。

 自分の足で歩いても、結局ここに戻ってくるのだ。

 

 書き始めたのをちょっと後悔するくらい長かった!!

 あとは寝て起きて覚えてたら書き足すことにします。

 

 おわり。