TOKYO MYSTERY CIRCUS 「アイドルマスターシンデレラガールズ 突破せよっ♪難関オーディション」

 

  難関オーディションである。

 

  新宿はトーキョーミステリーサーカスにて開催中の、「アイドルマスターシンデレラガールズ 突破せよっ♪難関オーディション」(以下オーディション)に参加してきたので、その感想について雑に書いていきたいと思う。

 

 

  いつもはネタバレに一切配慮をしないスタイルでおこなっているが、今回はイベントの特性上、謎や核心に迫るネタバレは抑える方向でいきたいと思う。しかしなにせ配慮というものをし慣れていないため、うっかり口を滑らせてしまうこともないとは言い切れない。

  この催しに対する1ミクロンものネタバレも受けたくないという方は、お読みいただかない方がいいと思います。

 

 

  この「オーディション」は、シンデレラガールズに存在する3つの属性のユニット、ピンクチェックスクール、トライアドプリムス、ポジティブパッションの3つのユニットから一つを選び、新宿の街を歩き、かかるハプニングをちぎっては投げ、彼女たちのアピールポイントをしたためたエントリーシートの空白を埋めながら音楽番組のオーディション合格を目指す、所謂リアル脱出ゲーム、である。らしい。(初体験なので全てのリアル脱出ゲームがこのようであるのかはわからなかった)

  僕は悩んだ末にポジティブパッションを選択した。

  この3つのユニットの中には僕の担当アイドルは参加しておらず、するとこの中で一番好きなのが日野茜ちゃんだからである。かわいい。

  受付の段階から僕らはお客さんではなく、プロデューサーであるというロールプレイが始まり、主催者さん側からの扱いもそのようになるのが面白い。

  おなじみ千川ちひろさんとLINEで連絡を取り合い、時にはアイドル達と電話で通話し、地図とにらめっこし、クソダサアイテムを自作し、描けもしない絵を描かされ、トレーナーさんにドヤされ、SNSの写真からヒントを割り出し、なぜか自分で作ったはずのパスワードを忘れたりしながら少しずつオーディションの準備を進めていくのは、疲れるながらとても充実した時間だった。

  僕の要領の悪いせいで特別時間が掛かったのだと思うが、結局都合3時間半ほどに渡るオーディションに合格した最後に流れる映像とともに歌われる情熱ファンファンファーレの振りや歌詞には、いままで何度も見、また聴いてきたそれに今日1日の思い出が乗り一層味わい深く感じられたし、きっと今後この曲がライブなどで歌われる度に、新宿の寒空を歩いたこの日を遠く思い出すのではないかと思う。(まあしばらくはスバイスパラダイスになるだろうが)

  各属性を代表するユニット、その一曲目が「彼女たちの曲」だけではなく「おれ達の曲」になる「突破せよっ♪難関オーディション」。遊べる場所は限られているものの、担当Pのみならず多くのPにオススメしたい。

 

おわり。