高森奈津美とおちゃっちゃしよ? CUP1  昼の部

 

 おちゃ森である。

  東京カルチャーカルチャーにて行われたおちゃ森のイベントに参加してきたので、思ったことや単純に何があったのかをいつにもましで雑に書いていきたい。

 

 例によってネタバレの類には配慮をしていないので留意されたし。

  あと今回特に記憶があいまいな部分が多いので脳が勝手に見たかった映像を生み出した結果ふかしをこく可能性が捨てきれないのをご容赦願いたい。

 

 テーブルとイス完備の飲み食い可能な会場であり、快適度に関していえば今までのどのイベントの追随も許さない水準だった。

 会場の狭さも相まって、あまりいい席ではなかったのだが、それでも近い。

 一番遠い席だったとしても、表情を判別できるレベルの近さだったと思う。

 そんな快適な環境で、運が良ければイベント中に読んでもらえるというアンケートを記入しながら開演を待つ。

 ワンドリンクオーダー制だったので、せっかくだし当日限定のドリンクを頼んでいこうと思いメニューを見た。

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 なんだこれ…………。

 そして、比較的マシそうなウーロンミルクティーが既に売り切れであり、あま~い麦茶を注文した。感想としてはまあさわやかなガムシロップでした。

 程なくしてかかっていたBGMが不意に大きくなって「おぉ~っ?」てなるお約束のやつの後に、なつ姉が「近っ」って言いながら登場。そんくらい近い。

 ツイッターで先日激辛ペヤングENDを食べたところ、喉や腹や尻の心配をされましたが、マヨネーズの力が偉大だったので喉も腹も尻も大丈夫でしたとの報告。

 昼の部のゲストは原由実さん。

 演者も観客も飲食しながらのイベントということで、スッと舞台上に上がってきた店員さんに注文していく。

 焼きそばとなんかすごいオシャレな名前の食べ物を注文していたと思う……なんだっけ……ザッハトルテじゃなくて……ナシゴレン……?バーニャカウダ……?なんかそんな感じのもの。

 馴れ初めの話などをしながらトークが始まった。

「初めて会ったのは……8thですかね?」

「ストライクの劇場版だった気がする」

「その時に7th観に行ったんですよーって会話をした記憶がある」

 えっスト魔女の劇場版って8thより前…………???ってなって震える。

 今日のメニューに関しては「麦茶の方は苦手」って なつさんも言ってて、じゃあどうして……って飲みながら思った。

 

 今回何を覚えていないって、コーナーの順番を覚えていないので、順不同でコーナーごとの解説をしていきたいと思う。

 

・コンセプトカフェをプレゼンするコーナー

 コンセプトカフェエンジョイラジオなので、自分の考えたコンセプトカフェをプレゼンするコーナーである。テーマは2つ。

 1:動物系コンセプトカフェ

 高森:「象の背中に乗って、インド的な音楽を聴き高みの見物感を出しながらなんかオシャレな食べ物を食べる。席が象の背中なので配膳にありえん時間がかかる」

 プレゼンを始める前にもう片方が「準備はいいですか?」と聞く台本になっていたようなのだけど、その段ではらみーさんが無心に焼きそばを食べ続けていたので気づかず、なつさんが「じゃあもう自分で言いましょうね。準備はいいですか?」って言って始めたのに「えっごめん!!」ってなってたのが面白かった。なんなら焼きそば食い始めた瞬間からもう面白かった。

 原:「この前初めてサファリパークに行ってきたので、そういう猛獣が肉を食べてるところを見ながらこっちも牛肉を食べるみたいなの」

 

 2:趣味系コンセプトカフェ

 高森:「天体観測をしたいので天体観測カフェ。仰向けで自分でコーヒーのめないから、一人ずつメイド的なのがついてて、口に飲み物を流し込んだり食べ物を入れたりしてくれる。どっか山奥的な場所で」

 原:「ラーメン屋で麺の湯切りとかトッピングとか自分で自由にやりながら食べられるラーメン屋カフェ。スープとかは自分で作るの難しいんで既に完成している。頭にタオルを巻いたり、なんか黒っぽいTシャツを着たりする」

 カフェとは……?

 

・茶番を混ぜながら呪文みたいな名前のコーヒーを注文するコーナー

 コーヒーと言えばスターなバックス。スターなバックスといえば呪文のようなコーヒーというわけで、エチュードを挟みながらクソ長い名前のコーヒーを覚えて注文してみようというコーナー。

 コーヒーの名前がマジで呪文過ぎてほぼ覚えられなかったのだけど、なつさん2問目の「地元にはなかったオシャレなカフェに初めて入った上京したての女子高生が頼むトールソイアドショットチョコレートシロップノンホイップダークモカチップクリームフラペチーノ」の際に、「トールソイ……アドショット……ダークモカチップ……」って言ったときにあ~……って落胆の声が会場を包み「あ~って」って呟くなつさんがえもいわれぬ良さでした。

 「この店は注文をトチると周りから「あ~……」って言われるんですよ!?」

 

・アンケートにお答えするコーナー(申し訳ないことに質問はすべてうろ覚えである)

 ・「女子にモテる髪型にしたいのですがどうしたらいいですか」的な質問

 すでに黒と半分ピンクみたいな攻めた髪型の方だった(自分からはよく見えなかった)ので

 高森:「黒の方を水色にしよう。私もだけどなぜかオタクは水色とピンクの兄妹みたいのが大好きだからそれを一人でやろう」

 ・この夏何をした?的な質問

 高森:「ちょうどこの前まりえに「夏何した?」って訊かれて「ずっとまりえさんと発電機回してましたよ(デッドバイデイライトしてましたよの意)」って答えた」

 原:「私も発電機回してみたい。番組に呼ぶから一緒にやろう」

 高森:「じゃあ秋も引き続き回していくということで」

・マンションを買ったばかりなのに転勤になってアパート住みになりました。どうしたらいいでしょうか?的な質問

 原:「100均にいきましょう。いろいろおしゃれな雑貨とかあるので。それでアパートを飾りましょう」

 高森:「100均に行けということで」

 ・(どんな流れの会話だったかを失念したやつ)

 原:「特に一人ご飯に抵抗がない。焼肉もラーメンもいける」

 高森:「映画とかも基本一人ですしね。この中で一人でご飯とかだめ、寂しいって人います?」

 挙手なし。

 高森:「まあ客層がね。”ひとり”の集合体だからね」

 

 ・女子力を高めるためになにかしていますか?的な質問

 高森:「何もしてない。飯も作ってない」

 原:「ご飯はUberEatsで頼みます。丸亀製麺のうどんとかも頼める」

 高森:「じゃあそれが女子力ってことで……」

 これは一緒に入場した隣の人が読まれたので驚いた。そんなことってあるんだな。

 

mac

 カフェといえば意識高い系がmacで仕事をしている光景なので、macでいろいろやるコーナーが始まった。「一番わけのわからないコーナーが来ましたね」

 原:「excelで円グラフをつくる」

 えくせるやったことない!って言いながら触り始めたけど、びっくりするほどあっさりできてた。

 高森:「パワポで文字をアニメーションさせる」

 客席からのアドバイスOKのコーナーだったが、いまいち伝わりきらず「動け!動けよォ!」ってロボットアニメみたいになってた。

 最終的にはできたけど、いったい何だったのだこのコーナーは。

 

 楽しい時間はあっという間で、というか本当に体感あっという間に終わってしまった。一時間半くらいはあったと思うのだが。

 夜の部も参加したかったなぁなどと考えつつ、渋谷ロフトでやっているというグミウィークに向かったのだが、それはまた別の話。

 

 おわり。

MILLION LIVE! M@STER SPARKLE 09 & M@STER SPARKLE 10 発売記念イベント(1部)

 

 ミリオンライブのリリイベにいってきたので、思ったことや単純に何があったのかを書いていきたいと思う。

 

 例によってネタバレには一切の配慮を行っていないので留意されたし。

 

 今回のメンバーは閃光HANABI団と4 ruxury。

 閃光HANABI団は、担当と推しがアッセンブルした言わばアベンジャーズです。

 ありえないほど女子力。ありえないほど大盛り。

 5thLIVEでサプライズ登場した折に、隣の方がのり子Pと聞いていたので、あまりの全部盛りっぷりに曲後に思わず「やりましたね!!」って圧強めに話しかけてしまった。ここで言っても届きはしまいが、ライブ中にほんとすいませんでした。

 4 ruxury。言わばファンタスティック・フォーです。(これが言いたかっただけ感)

 みんなだいすき花盛りweekend✿

 僕は基本土曜日がお仕事な人なので、本当の意味で分かり合うことはできない気はしているが、それでも人は歩み寄ることができる。楽しい気分になるのは間違いないのでそれでいいと思う。

 その2つのユニットのメンバーが全員参加でクロスオーバーするリリースイベントが催されるというのだから、これは参加しないわけにはいかないぞというか、なんならおれはウルヴァリンだくらいの気持ちでなんとか参加権を手に入れることができた。

 この僥倖は、僕がウルヴァリンじみた腕毛の持ち主だったことも無関係ではないだろう。

 場所は恵比寿。別に言っても問題ないんだろうけど一応コンプライアンスに配慮して会場は秘す。

 さて、各回800人のPが招待されるというこのリリイベ、僕のこのななひゃくよんじゅう何番というのはひょっとしなくてもかなり後ろの方なのでは?と思ったしまあ実際その通りだったのだが、とりあえず現地参加ができるという喜びの前には大した問題ではなかったし、遠くから眺める花火もまた乙なもんですよねみたいな感じで(上手いこと言ってやったという顔)会場入りを果たした。

 まずはえいちPが登場。コミケから直行してきた人に挙手をさせる。1/3くらいいて驚いた。元気すぎる……

 入場が押したため、あとは物販が順調に売れたことを報告し去っていくえいちP。お疲れ様でした。

 程なくして2ユニットのメンバーが現れたのだが、いかんせん僕の背が低いおかげで大関さんと浜崎さんの顔がギリギリ見えるぞくらいの景観だった。

 4 ruxuryの面々は、今回の司会進行を務める香里さんが「今回ユニットの先輩方の背中を見ながら勉強させてもらった」という言葉を受けてたかみなさんが「おう、よく見て育てよ」と男らしいアピール。

 閃光HANABI団はとりあえずロゴがダサくてメンバー全員唖然としたという話から始まり、多分ダサいとクッソダサいを合わせて10回くらい言ったんじゃないだろうか。だが、それがいい。そのダサさがいい。

 次はなにか、箱からお題を引き「どこで」「何をしながら」「誰が」というシチュエーションを決め、その状況で一言、というまあ大喜利のコーナーで、前に行ったリリイべでもやってたんでたぶん毎回やっているんじゃないかと思う。

1部は4 ruxuryが行い、2部は閃光HANABI団が行うということで紙が引かれ始めた。

1・「山の頂上で」「猫を抱きながら」「風花さんが」一言。

「じゃあ私猫やるわ」ってベイブレードの人が出てきて、猫をやるとは?ってなっている間に末柄さんと熱い抱擁を始め、抱くってそういう?ってなってる間に「うちの猫いいですよね〜〜?」とのお言葉があったのでフゥーッ!ってなった。「何を見せられているんでしょうね?」ってゆいトンさんが呟いていて、せやなって思いました。

2・「病院で」「空を飛びながら」「このみさんが」一言。

まず空を飛べる人物が考えうる限り1名しかいないのに、別の人が当たってしまってどうするんでしょうね……?みたいな空気になっていたが、そこはさすがのアドリブ力。

背が伸びる薬を飲んで目線が高くなったと思ったら空を飛ぶ薬であったというちゃんとキャラにあった即興を作り、空を飛んだまま舞台上からだんだんとフェードアウトしていき笑いも取っていったのでプロは違うなぁ…ってなった。

3・「セレブパーティで」「ワインを飲みながら」「歌織さんが」一言。

 日頃の行いがいいので設定に破綻がない。

「父がすぐそばに来ているので、一緒に食事でも如何ですか?」と綺麗に締めて、帰ってきたたかみな氏が「全然私の背中見てねーじゃねーか!」ってなっていた。

父が来てるのくだりでちょうど目線の位置に来てくれていたうえしゃまがあわわわって口の前で手を震わせてたのがベネでした。

4・「コミケで」「ミリシタ をやりながら」「麗花さんが」一言。

 「コミケでミリシタをやっていると、のり子ちゃんと奈緒ちゃんが相撲を取っているところが見たくなる」(支離滅裂な発言)

 理由なき無茶振りが二人を襲う。

「お前二部覚えとけよ!」って言ってたのでどうなったのか誰か教えてください。

 そしてさらっとライブパートの始まり。

 4 ruxuryの曲はもうどちらもかっこいいこと。舞台がほぼ見えていないのでパフォーマンスについては語るべくもないが、かろうじて見える正面の位置にはぴらみさんがおりただただ「歌が上手い……」って思いながら見ていた。

 HANABI団の曲はやはり”祭り感“が半端ではなく、君花火はとにかく賑やかに。

 BORN ON DREAMはほんの少しだけノスタルジックに盛り上がった。

 君花火は「祭囃子よカモンベイべー」のパートが好きすぎてここを生で聞けただけで元は取れたな……みたいな気分でいたんだけど、元を取るも何もそもそもこのイベント自体にはお金を払っていなかった。いいの?

 斯くして楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、一人一人が挨拶をしてイベントは終了した。印象に残ったのは、4 ruxuryの曲が好きすぎで、自分たちの曲も聴かなきゃと思いつつ9割は4 ruxuryの曲を聴いてました。ありがとうございました。と挨拶しておィー!って仲間から総ツッコミを食らっていた上田麗奈さんです。

 平成最後の夏に(すぐ言いたがる)楽しい夏祭りでした。

 

おわり。

PRODUCER MEETING 2018(DAY2)

 

 プロミ2018である。

 相方がチケットを入手してくれたので(自分で取れた試しがない)、プロデューサーミーティング2018のDAY2に参加してきたので、感じたことや単純に何があったのかを書いていきたい。

 なおDAY1は仕事が忙しくLVにありつくことすらできなかったので、「こいつ昨日もやったとこで驚いてるよ」みたいなアレになる可能性も無きにしもあらずであるところはご容赦頂きたい。

 

 例によってネタバレには一切の配慮を行っていないので注意されたし。

 

 今や数少ない765ASが生で観られる催しということで、否が応でもテンションが上がる中、灼熱の幕張メッセへと向かった。

 幕張メッセで付近では遊戯王ワールドチャンピオンシップが行われておったので、デュエリストたちが「一般人はどいてたほうがいいぜ!今からここはバトルシティと化すんだからよ!」と話しかけてくるかと思ったが特にそんなことはなかった。

  プロデューサーミーティング、通称プロミとは、いわゆるライブイベントではなく、朗読劇やバラエティコーナー、ライブパートもあくまでコーナーの一つとしてある複合イベントである。

 提供読みの後、お約束の高木社長と小鳥さんと思いきや黒井社長のプロ意識溢れる前説を経てイベントがスタートした。

 最初は景気付けの紅白応援V。

 プロミと共に生まれた曲であるだけに、恒例行事になればいいなぁと思う。よっしゃやったるぞという気持ちが溢れてくる。

 続いてはトークパート。我等が赤羽根Pとおなじみアイマスおじさんたちが散々煽られながら登場し、アンケートに答えたりアイマスの13年の歴史を振り返ったりした。最初のトークのパートの記憶はもはや曖昧なのだが、ぬーさんがすごい速さでキングに土下座してたのは覚えてる。

 歴史のコーナーは13年のうちに自分が関わったのはまあだいたい半分くらいなので黎明期の話も興味深く聞くことができたし、ツナギは正直可愛いに分類していいアイテムだと思います。

 7thの名前が出ただけで拍手が鳴ったのはなにか誇らしかったし、釘宮さんが昔はなんかライブがしんどかったなと笑って言っていたのが印象的で、やっぱそうだったんだなーと感慨深くなった。

 次に朗読劇のコーナーがあり、かっこいい曲を可愛くオゥレンジした歌を歌ったり、貴音と千早がちゅーしたり真と響がちゅーして悲鳴が上がったりカモンベイべアメリカだったりした。

 あとから1日目も参加した相方に聞いたのだが、選択肢は凡そ1日目の逆張りだったらしく、まじめに考えてた僕は暗黒武術会の決勝で幻海さんが死んでたことを自分だけが知らなかった事を知った時の桑原みたいな気持ちになったよね。でも幸せならOKです。

 次のゲーム開発スタッフさんのお話も興味深いものばかりだったんだけれど、ライブ革命の真の「愛してるぜ」がスゴいという話の時に赤羽根Pが「同じ男として……」ってエグい口を滑らせ方してたのとあずささんのおっぱいが揺れなくなった話が面白すぎて他が全部飛んだ。パンツを穿いてるとか穿いてないとかいう話はしていたと思う。

 続いてライブパートに入る前に、美希が出てきてマリオネットの心を歌ってくれてヤッホーって感じでした。

 ライブパートは順繰りに喋ってたら終わらなくなるのでざっくり書いていきたい。

 情けない話今回の新曲はさほど聴き込んでいかなかったのだけど、生で聴いたらば「あっ全部好き」ってなりました。

 vertex meisterに関してはもうコールが不完全すぎて予め隣の人になんかムニャムニャ言ってると思いますすいませんって断っておいたレベルで本当にすまないとおもっている。

 曲中で登場人物が倒れるフリが入る歌といえばトレジャーとメルヘンメタモルフォーゼのシンデレラ二大おもしろソングなので、このフリが入って真っ当にかっこいい曲になってるのは感心しました。特撮ヒーローがモチーフなのかしら。

 いやメルヘンメタモルフォーゼも最高にかっこいい曲なんですけどその認識に至るまでに少々のコツがいるのが難点なんだ。

 閑話休題

 brooming starに関しては本当に圧倒的という感じで、オリジナルの表現方法に対してだけは「何々みたいな」という感想を付けるのはあまり好きではないだけれど、初めて生でこいかぜを聴いた時みたいな気持ちになった。

 というのも両方とも曲の締めが指揮者のようにグッと握った手で演奏を止めるというフリになっており(なっておりましたよね……?)そのフリがめっちょすきだというそれだけの理由であり、先の気取った発言がどれだけ薄っぺらい矜持かが伺えますね。

 アンケートで決まったオリジナルのユニットソングは、律子あずさのシャララはまあ安直といえば安直なのだけど、まあ結局いいものはいいんだよなってなりました。

 アマテラスはなるほどー!ってなりました。よかった以外に言葉が出ない。

 MUSICは本当に好きで仕方ない曲なので最近聴く機会が意外に多くて嬉しいです。

 shy→shiningも終わり全員でご挨拶。

 本当は一人一人の挨拶に感想を述べたいのだけれど、特に印象に残ったのはやはり最後の中村繪里子さんの言葉で、ずっと続けばいいけど、いつかは終わってしまうかもしれない。思い出になってしまうかもしれないが、今この瞬間を見ていてほしい。所謂メメントモリのお話だった。

 「だから手を離さないで」などと言われてグッと来ないものがいようか?いやいまい。(反語)

 いつか来るであろう「その日」を思うと少し泣けてくるのだけれど、その通り、今を楽しみ続けて訪れるその日を、感謝とともに迎えられたらいいなと思う。

 「食べ、飲め、そして陽気になろう。我々は明日死ぬのだから」

 

おわり。

 

 あ、その繪里子さんの挨拶のあとで繪里子さんとミンゴスがそっと手を繋いで、カメラが透かさずそのエモエモ映像を抜かんとしたんだけどスッと離してしまい1秒間名残惜しそうにその離された手を映しててちょっと切なかった。(余談)

 

new generations★BrilliantParty!

 

 先日横浜で行われた765ASのMRライブの新しさに興奮冷めやらぬ中、何やらシンデレラでもVRを用いたライブが行われるということで、(公開ゲネプロはバッチリ外れたので)公開初日に馳せ参じてきたので(あとメールにはてなブログ運営から「最近全然書いてないのでそろそろ新しい日記を書きませんか?と煽りが来たので)、感じたことや単純に何があったのかを連々と書いていきたいと思う。 

 例によってネタバレには一切配慮を行っていないので注意されたし。

 

 シンデレラでVRといえばビューイングレボリューションがあるが、僕はPSVRを所持していないためビューイングレボリューションもプレイしたことがなく、シンデレラのVRは初体験という形になる。

 スティーブン・スピルバーグ監督のレディ・プレイヤー1がとてもたのしい映画だったので、VRゴーグルを装着するだけでもちょっとテンションが上がってくるというものだ。

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「俺はしぶりんで行く」

 と、思い込んでいたのだが、実際はゴーグルを装着せず肉眼で見るタイプのVRだった。

 まず肉眼で見るタイプのVRというのが存在することも初めて知ったというか、なんならあのゴーグルを用いて見る映像をVRというのだと思っていたので驚いた。

 当日は金曜日。花は盛るウィークエンドだったわけだが当然当日は仕事であり、現場である新宿までは電車で向かえば一時間の位置で働いているため、会場入りはかなりのギリギリになってしまい(恐らく僕が最後の入場者だったのではないかと思う)、フルフラットのオールスタンディングの最後尾に僕のごとき短足おじさんとくれば満足に全身が見れるはずもないのが少し残念でした。自業自得なのでしょうがない。

 

 セットリストから先に言ってしまうと、

 

 1:できたてEvo!Revo!Generation!

 2:Star!!

 3(選択式):ミツボシ☆☆★

 4:Stage bye Stage(新曲)

 5(アンコール):お願い!シンデレラ

 

 といった塩梅。

 

 曲の尺は基本的にデレステサイズ。新曲のStage bye Stageだけはフル尺での披露だった。

 曲の合間合間にはMCやミニコーナーが入る。

 都度アイドルから「アイドルになっていなかったらなにをしていたか」「自分を動物に例えたら」などの3~5通りほどの選択肢が提示され、入り口で配られるペンライトの掲げられた色の数によって選ばれた質問に答えるといった方式で、僕の行った回では

 それぞれ卯月は「最近あった嬉しいこと」という質問に「今このとき」と答え(未央から「そんなのアリ?」というツッコミあり)

 凜は「アイドルになっていなかったら何をしていたか」に「やはり花屋をやっていたと思うが、今ではそんな想像もできない」

 未央は「自分を動物に例えれば」に「(かっこいい動物がいいので)ウルフ」と答えていた。

 その後スマホやカメラを取り出して幾通りものポーズを取るアイドルを撮影することが許される撮影コーナーを催された。

 後ろのほうのプロデューサーが撮るときは前の方の方々に屈んで頂ける優しい世界だったが、僕の携帯のカメラとクソ撮影センスではこんなんだったので

 

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愛か浄か激しい光―――!

 おとなしく「ファインダー越しなんて、もったいなくってさ……!」って俺たちのフィールドの時任あきらサンのものまねをしながら彼氏面してました。よく見えてウルトラ可愛かったです。

 SNSへのアップも可だそうなので、僕以外のいろんな方が素晴らしい写真をアップされていることかと思われます。詳しくはそちらを参照されたし。

 その後、同じ方式で次の曲を決めてもらいたい、という旨が伝えられ、それぞれ「S(mile)ING!」「Never say never」「ミツボシ☆☆★」から選ぶことになった。

 なぜか三人で歌うものと思い込んでいたので、「ここはミツボシでしょう」と思って手を挙げ、同じ気持ちの人が多かったのかどうかはわからないが、ミツボシに決まった。

 思ったのとは違って歌唱自体は未央一人であったが、横でミツボシのダンスを踊る卯月と凜が新鮮にして可憐だったのでまあいいかなって思いました。(語彙弱)

 あと、ライブバージョンのミツボシは大体「隣に並ぶみんなの笑顔に感謝 ありがとう」の「ありがとう」で声を張るのでそこでウオーーーッ!ってなってしまいその後の鳴り響く歓声の”やっと出会えた感”が薄まってしまうのが残念と主張し続ける厄介なオタクなのだけど今回はちゃんと音程にそってのありがとうだったので鳴り響く歓声にフルパワーをだせて気持ちよかったなって思いました。

 あえて句読点を省き行替えをしないことで早口の一息で喋ってる感を演出しました。気持ち悪さが伝わりましたでしょうか。

 新曲のStage bye Stageは一見お別れの曲なのだけど、よく聴いてみると「これまで」と「これから」の歌であることがわかる噛み締めがいのある曲で、流行りの言葉でいうならエモいというやつでした。みんな歌詞見てくれ。

 お別れの挨拶のあとにしばらくしてアンコールが始まり、やっぱりこれだねのお願いシンデレラ。

 最後にいつものアレもちゃんとやって、ステージは終了しました。

 

 総括としては、正直に言うと先んじて行われた765さんのMRが裏で中の人が声を当てており、リアルタイムでの会話や生歌の披露ができることや、ダンサーさんがアイドルと同時に踊ることによってより実在感を出していたことも含めて、ことライブイベントとして見た場合の完成度は劣ると言わざるを得ませんが、アイドルたちが新しい技術を使って歌って踊って喋るのをカワイイカワイイするにはいい催しだったと思います。しっかりと未来に繋がるものを感じた。比べるものじゃあないぜ。

 これからも続いていくことを願って、時間と懐に余裕のあるプロデューサーさんには軽率に観にいっていただきたいところです。

 おわり。 

グリーンランたん

 長いこと放置をしていたらば、必ずやこの日記の存在を忘れるであろうからとりあえず何かを一度書いておけという本能の命ずるままに、映画グリーンランタンを観て何かを書くことにした。

 果たしてこの文章を読む人間が、書いた本人である僕以外に存在するのかどうかは甚だ疑問ではあるが、一応注意書きをしておこうと思う。

 このブログは、忘れるほど後の世に自分で読み返し、「こんな事もあった」とノスタルジーの涙を流しながら死ぬために書いている日記のようなものであるからして、感想を述べるコンテンツの新旧を問わず、基本的に読者に対する忖度―――例えば、作品のネタバレに対する配慮であるなど―――を一切行っていない。

 表題にない作品の核心部分もサラリと漏らす可能性が十二分にあるので、何に対するネタバレも踏みたくないという方は、ここらでブラウザバックをお薦めしたい。

 

 と、虚空に話しかけて本題に戻ることとする。

 

 グリーンランタンは今を遡ること7年前、2011年の映画である。

 なぜそんな前の映画を今更観てみる気になったのかというと、先日このグリーンランタンの主演であるライアン・レイノルズの新作である、デッドプール2を観たからである。

 世間一般の評価が「巨額の金をかけた割にものすごいスベリ方をしたがっかり大作」であるところのグリーンランタンを、このデッドプールという作品が間接的に直接的にあらゆる手で弄り倒す描写(最終的にはタイムマシンで過去に戻り、グリーンランタンの脚本を持って「僕も大作に出演できるぞ」と喜ぶライアン・レイノルズ本人をデッドプールライアン・レイノルズ)が射殺する)があり、「それほどまでに?」と逆に気になってしまった、というのが興味のきっかけなのだ。

 まんまと術中、という気がしないでもないが、まあ会員になっているamazonプライムビデオで無料で観れるというし、世間一般の評価などは得てして当てにならない(興行収入で大ゴケしたのは事実であるが)からして、意外に面白いのかもしれないぞなどと考えながら、ヘッドホンをつけ、再生ボタンをクリックした。

 

 結論から先に申し上げると―――一番コメントに困る類の映画だった。

 

 取り立ててCGが素晴らしいわけでもなく、かといってネタにできるほど拙すぎるわけでもなく(でもあのネックレスはどうかと思うな)、脚本も良くも悪くも王道で、

 邪悪との戦いで傷つき満身創痍となった正義の味方が地球にやってきて、命尽きる前に現地の若者に力を譲渡する。若者は突然得た力と襲い来る敵に戸惑い恐怖するものの、愛と勇気で侵略者を打倒する……というまあヒーロー物の教科書に載せたい話運びで、特に予想外の出来事や演出があるでもなく全てが予想の埒内で始まりそして終わった。

 本当に何も心に残るもののない映画だったが、アクション大作というのは得てしてそういうものなのかもしれないな……(暴論)よく考えてみると例えば比較的最近に観たトリプルX再起動のような佳作であっても、「すごーい!たのしー!」以外の感想は出てこなかったし、すでに大凡の内容は忘れてしまっている。

 「巨額の金をかけた割にものすごいスベリ方をしたがっかり大作」という世間一般の評価に「せやな!」と力強く頷けるようになった分だけ糧になったと前向きに捉えよう。

 近代クソ映画界の雄、デビルマンなどと比べると、怒りが沸くとかいっそ笑いがこみ上げてくるというような大きな感情の動きはないものの、鑑賞後にはうん、映画を観たなという腹半分くらいの満足度が得られる作品だと思います。食べ物で例えるなら、ファストフード。問題は原価が満腹至極フルコォスであるということです。

 だらだらと長ったらしいわりに一切中身のないこの文章の結論はといえば、日記を書くために映画を観るなどという事はしない方がいいということ。そして、さして面白くなかった映画の感想を述べる際にいちいち「デビルマンよりマシ」といってしまうのは簡単だが、何かを評価するために他の何かを貶めることほどかっこわるい事もないぞということです。今後気をつけます。

 おわり。

日記は書かない。

 日記でもつけてみようかな、などと考えてちょっといい感じの日記帳とちょっといい感じのペンを買ってみたはいいものの、特に日々記すような出来事もなく結局三日坊主で終わるという体験は、おそらく全人類が一度は体験している出来事ではないかと思う。

 僕もそのような失敗を何度も繰り返しては生きてきたくちである。

 さて、先日ツイッターのタイムラインにmixiといういにしえのソーシャルネットワークサイト(存命中である)の名前が流れてきて、そういえばそこでその時観た映画や、読んだ本などの感想をつらつらと書くだけの日記を書いていたな、と思い出し、一体どれで登録したかも覚えていないメールアドレスと、もはや忘却の彼方にあるパスワードを記憶からなんとかサルベージし、果たしてmixiへの帰還に成功した。

 そこにあった日記は今書いているこの文章と同じく稚拙で読めたものではない文章であったが、その当時に感じた楽しさや悲しみや怒りなど。そして単純にあの頃何をしていたのかが蘇ってくるものだった。

 大して数のないそれらを読み終えた僕は、ひとつ深くため息を付いた後、人生何度めかもわからない「日記もいいものだな」という気持ちになったのである。

 前述したとおり、人生何度めかもわからないこの感情は、当然人生何度めかわからない飽きというものを経ている。

 衝動に任せていきおいこのブログのアカウントを取得してみただけのことなので、これが最後の文章になるかもわからない。

 誰の目にも触れるでもなく、また読んだところで面白くもないこの文章は、未来の自分に向けた今の自分の初心である。

 いつかの未来、ふとしたきっかけでこの文章を思い出しここに辿り着いた未来の僕が

「そういえば懲りずにこんなことをしていたな。しょうもねぇやつだ」

 と苦笑いをしてくれたら幸いだと思う。

 現在の僕はといえば、相変わらず映画を細々と。そして某二次元アイドルコンテンツにドはまりし、イベントに参加することも少なくはない。

 そういうのの感想とか、ただ何があったかだけを書いていけたらいいなぁと思っているが思っているだけの可能性も大いにある。

 せめて次に気が向いたときくらいは書かねばと思っています。本当です。

 おわり。